aga治療の専門クリニックの多くが処方している薬は大きく分けて3つの種類があります。
フィナステリド錠であるプロペシア。
デュタステリド錠であるザガーロ。
育毛発毛の成分として注目されているミノキシジルを配合した育毛剤。
男性女性ともに処方されていることが多い内服薬や外用薬。
男性型脱毛症の場合は、プロペシアやザガーロ等を服用することで男性ホルモンの中でテストステロンから5α還元酵素(リダクターゼ)によりジヒドロテストステロン(dht)への返還を抑制する効果により抜け毛を抑えるという効果が期待されています。
抜け毛を止めた上で、ミノキシジの併用により発毛育毛の効果を期待する声は多い。
でもそれだけで本当にうまくいくなら、正直、毛髪再生治療等は必要ないはずでは?私も治療を受けていた頃にはこう思うことはありませんでした。
でもさまざまな治療を受けて、副作用等の影響も実感した時、正直agaの治療を受けることは結果的に進行を抑えるくらいにしか期待ができないと思うようになってきた。
ザガーロに関しては、以下のような記事も書いています。
今回の記事では、私の当時の治療体験から学んだ内容として、ザガーロは生え際に効果があるのかについてご紹介しています。
今後治療を検討している方やプロぺシアとの比較をしている方には参考にしていただきたいと思います。
ザガーロは生え際に効果があるのか?
クリニックでの説明では、i型にもⅱ型にも対応しているとか生え際のm字ハゲにも一定の効果が認められている等の説明を受けている方も多いはず。
確かに臨床試験の上では効果があったのかもしれません。
しかし、実際に薬を使用した体験からは、決してその効果は感じられませんでした。
価格なりの効果はない
私が実際に治療を受けた結果としては、結果として、頭頂部にも生え際にも何も変化はありませんでした。
それどころか服用を開始したあとには、どんどん抜け毛が増加。
結局抜け毛の減少ですら、効果を感じることができなかったというのが答えでした。
プロペシアのほうがよかった
ザガーロのほうが副作用の割合が多いのです。
代表的な副作用の確率は以下の通り。
副作用の内容 | 確率 |
性欲減退 | 3.3% |
勃起不全 | 5.4% |
射精障害 | 3.3% |
さらに、AGA治療薬を服薬中は、妊娠すら安全とは言えないのです。
こんな薬を飲み続けるのはリスクと思いませんか?
ザガーロとミノキシジル併用は?
血管拡張成分配合。
5α還元酵素抑制。
この2つを併用することで、発毛育毛実感というのがクリニックの処方前の説明。
しかし、実際には以下のような副作用に悩まされている人も多いのです。
- 性欲減退
- 勃起不全
- リビドー減退
- 抑うつ状態
- 多毛症(全身の毛が生えてくる)
- むくみ
なお、一部の副作用は、服用を中止しても消えていない事例もあります。
結果的に、個人差という言葉で試されているような気がします。
生え際への効果が期待される理由
フィナステリド(プロペシア)よりもデュタステリド(ザガーロ)のほうが効くと言っているのは何が理由なのか?
効果の違い
男性型脱毛症(AGA)の原因として注目されているのが、5αリダクターゼという還元酵素。
プロペシアとの決定的な違いは以下の通り。
薬の種類 | 効能 |
フィナステリド錠 | Ⅱ型のみ阻害 |
デュタステリド錠 | Ⅰ型Ⅱ型ともに阻害 |
上記のデータだけを見ると、適用範囲が広がったことで効果がありそうな気がしますよね。
しかし、そもそもⅠ型って阻害しても意味がない。
こんな意見が医師から発信されているのです。
ザガーロが効かないという医師の反応
m字ハゲには本当にザガーロが効くのでしょうか?
Ⅰ型Ⅱ型と関係ない?
「5α還元酵素のⅠ型とⅡ型が関係している。」
この表現を信じさせられている可能性があります。
そもそもⅠ型がAGAに関連するという記述は、学術や論文等に一切公開されていないのです。
I型の特徴
Ⅰ型5αリダクターゼとは何か?
- 全身に分布されている
- 皮脂腺に多く存在している
よって、
- 皮脂の分泌が多い人
- 脂っぽい人
上記のような方は、Ⅰ型の分泌が多いとされている。
Ⅱ型の特徴
Ⅱ型5α還元酵素の特徴は、
- 頭頂部、前頭部の毛乳頭や前立腺に多く分布します
前頭部や頭頂部に多い。
このように紹介しているのです。
ココが疑問!
Ⅰ型が抜け毛の原因であるとはどこにも記載していない。
では何のために処方されている?
これがわからないのです。
生え際の抜け毛や薄毛の相談はどこへ?
薄毛や脱毛症の悩みは本当にAGA専門クリニックなら安心と言えるのか?
私はこの考え方そのものに疑問を抱くようになりました。
AGA治療後の後悔
2021年の11月時点で、効果の期間が早いヒトの特徴を知りたい次に出てくるのが「後悔」です。
全力でサポートは継続推奨のみ
クリニックで診断を受けたほうが安心だ。
私も当時は同じことを考えていました。
しかし、以下の流れが不信感を抱くきっかけになりました。
- 頭皮診断は初回だけでその後全く受けていない
- 医師とのカウンセリングも初回のみ
- 薬の処方のみになった人には何もアドバイスがない
- 生活改善や頭皮環境の確認などは全くしない
こんな扱い方で結果的に栄養の偏りや頭皮環境等を知ることはでき前んでした。
さらに、肝機能障害が心配されるのに、血液検査も何もしません。
結果的に、薬を渡したらその後は続けさせるか、高額療法を勧めるか?
この2択が全力サポートの対象であることがはっきりしたのです。
無料相談ほど高いものはない
正直、無料相談という類は、その後に高額な商品が待っているだけだと思えてきたのです。
これはAGAに限った話ではありません。
しかし、医療機関でも同じことだということをはっきり伝えたいと思います。
結局、美容外科系クリニックはお金儲けしか考えていません。
カウンセラーの説明に何も責任が求められない。
副作用に苦しんでも返金保証があるわけではない。
こんな状態に追い込まれてしまうことを覚悟した上で、相談をすることを私はお伝えします。
参考資料