AGA(男性型脱毛症)の治療薬として、ミノキシジルがよく知られています。
ミノキシジルは、頭皮の血行を促進することで、発毛を促す効果があります。
しかし、ミノキシジルを使っていても、抜け毛が止まらないという人もいるようです。
今回の記事では、ミノキシジルを使用するようになってから抜け毛が止まらないという人むけに原因と対処法をわかりやすく解説します。
ミノキシジルの効能
ミノキシジルは、もともと高血圧の治療薬として開発された薬です。
しかし、副作用として発毛効果が認められたことで、AGAの治療薬として用いられるようになりました。
ミノキシジルは、頭皮の毛細血管を拡張し、血行を促進します。
これにより、毛根に栄養が行き渡り、発毛を促す効果があります。
抜け毛が止まらない原因【初期脱毛】
ミノキシジルを始めてしばらくすると、一時的に抜け毛が増えることがあります。
これは、ミノキシジルが毛根の活性化を促し、休止期の毛が成長期に戻る際に起こる現象です。
この抜け毛は、初期脱毛と呼ばれています。
一般的に2〜3ヶ月程度で収まりますという説明を行うクリニックは多いです。
しかし、その期間で止まらない人がいます。
長い人は、半年経っても10ヶ月経っても、1年経っても抜け毛がおさまらないという人もいました。
抜け毛が止まらない原因【AGA以外】
ミノキシジルを使っていても、抜け毛が止まらない原因は、AGA以外にもあります。
- ストレス
- 栄養不足
- 睡眠不足
- 過度な飲酒や喫煙
- 病気
これらの原因が考えられる場合、ミノキシジル以外の治療法が必要になることもあります。
抜け毛が止まらない時の対処法
ミノキシジルを使っても抜け毛が止まらない場合は、以下の対処法が考えられます。
- 原因を特定する
- 原因に合った治療法を行う
- ミノキシジルの使用量や頻度を調整する
- 内服薬やメソセラピーを併用する
原因を特定する
抜け毛の原因を特定することが、対処法を考える上で重要です。
抜け毛の原因は、以下のようなことが考えられます。
- 男性ホルモン(DHT)
- ストレス
- 栄養不足
- 病気
などがあります。
クリニックで処方を受けている場合には、何が原因なのかを医師に確認しましょう。
不明なままではストレスに繋がります。
ミノキシジルの使用量や頻度を調整する
ミノキシジルを使用している場合は、使用量や頻度を調整してみるのも一つの方法です。
ミノキシジルの使用量が少ない場合は、増やすことで効果が期待できます。
また、頻度が少ない場合は、増やすことで効果が持続しやすくなります。
しかし、その分副作用のリスクも高まったり低下したりします。
抜け毛が止まらないまま薬を使うリスク
抜け毛が止まらないままミノキシジルなどの薬を使い続けると、以下のリスクがあります。
- 副作用のリスクが高まる
- 髪が薄くなる
- 治りにくくなる
結果として、自分の髪が治らないどころか悪化する可能性もありません。
慎重に対応しましょう。
- クリニックで質問しても答えが曖昧なまま。
- 自分の状態がどうなっているのかよくわからない。
- 「様子を見ましょう」と言われてそのままになっている。
こんな状態で放置するのはやめましょう。
無駄な治療費だけがかかるのは、いずれ金銭的な面でもストレスになります。
副作用をしっかり確認しておこう
ミノキシジルには、以下の副作用が報告されています。
- 頭皮の赤みやかゆみ
- 多毛症
- 体重増加
- 女性化乳房
これらの副作用は、使用を中止することで改善することが多いと言われています。
しかし、重篤な副作用が出ることもあります。
そのため、副作用についてしっかり確認しておくことが大切です。
副作用の情報については、以下のようなページで検索しましょう。
他にも、「添付文書」というキーワードを入れることで、その医薬品の薬価などを掲載したPDFが出てくることもあります。
曖昧にせずに調べておきましょう。