- メソセラピーはHARG療法とは違うの?
- 毛髪再生治療って効果があるの?
- 発毛率96%って本当?
- 生えない、効果なし、効かないって人の口コミがあるのはなぜ?
男性型脱毛症(AGA)の治療を専門クリニックで検討する人の多くが検討している毛髪再生治療。
- 効果があるとは思えない
- 医学的根拠はない
- 厚生労働省も認可していない
- 保険適用外(自費診療である)
- HARG療法から違う治療に切り替えたクリニックも多い
このようなデータが実際にネット上には数多く出てくる。
これまでにもharg療法やAGAメソセラピーについては以下のような関連記事を書いてきました。
実際に皮膚科学会でも毛髪再生治療についての評価は注目すべき内容です。
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017(皮膚科学会)
こうした治療に高額な治療費を支払い、返金も対象にしてもらえないまま泣き寝入りしている患者様は数多くいるのではないでしょうか?
美容業界では、まずは売上が最優先。
シャンプー、コンディショナー、サプリメント等気付くといろいろなオプションを迫られて、どうにかしなければいけないという不安や焦りから契約をしている人は多い。
HARG療法とメソセラピーの違い
そもそも成分とかビタミンとか幹細胞とかいろいろ出てくるけど何が違うのか?
メソセラピーを日本語訳すると見えてくる
メソ:中間。
セラピー:治療。
この用語を結局組み合わせているのです。
中間治療とは、医療の分野で言えば、筋肉注射や飲み薬などもその対象の1つ。
つまり、体内に直接何か氏らの方法を使って入れるということを意味します。
メソセラピーとは?
メソセラピーというのは、結局注射等で直接頭皮に治療を行うというのがメリットのように伝えられている。
しかし、毛髪の成長因子や発毛有効成分というのは、結局は、どこまで信頼された内容なのか?
この根本的な部分が曖昧になっているのです。
HARG療法も同じ?
ハーグ療法も結局は、同じような内容。
毛髪再生医療という分類を生み出して、インパクトのある名称で自分の髪を増やすというのが決まり文句になっている。
そして、HARG療法は、メソセラピーとは別。
この表現の根拠は、治療を続けなければいけないメソセラピーとは違い、辞めた後にも効果が持続するというのが謳い文句になっている。
しかし、この表現を自らで疑問視させる説明が行われている。
それが、アフターフォローや治療の追加という表現。
- 6回ワンクール
- 8回
- 10回
- 12回
結局は、メソセラピーと同じで回数についても、具体的に何回で完成するというのが曖昧になっている。
この答えとして、個人差とかその人の現在の症状、進行状況によって異なるとしている。
つまりは、その対象については、まだまだ明確な基準も設けられていないということがうかがえて来る。
毛髪再生治療に期待をするのは危険
情報弱者の人たちを取り込み、クリニックという限られた空間でさらにカウンセリングルームという密室での説明。
この時に何をどう説明されたとしても結局は、結果に対する補償も何もない。
つまりは、治療費を支払ったらそれで最後。
こんな状況をもう10年以上続けているのが毛髪専門クリニックとか美容外科、形成外科の標榜をしているクリニックのやっていること。
結局は、カモになってしまうかどうかの問題であることを注意してほしい。
- 10年以上経過しているのに、国の機関が認定していないのはなぜ?
- 大手メーカーで次から次に新しい商品が出てこないのはなぜ?
- クリニックにより言っていることが異なるのはなぜ?
こう考えると、ある意味生えている人はラッキー程度の存在。
信用できるだけの明確な根拠もない。
だからこそ、注意してクリニックを選ぶ必要がある。
内服薬と外用薬その他の組み合わせが必須
メソセラピーでもharg療法でも結果的には、行っている内容は同じ。
- フィナステリド錠(プロペシア)又はデュタステリド錠(ザガーロ)は必須
- ミノキシジルタブレットや塗り薬も必須
- 人によっては、シャンプーやトリートメントもおすすめ
- サプリメントも同時服用が推奨
こんな形で、薬のみで効果があったのかもしれないという状態も蓋をする。
塗り薬の延長みたいなものに数十万の治療費が請求されている。
こんな状態になっているのが、とても不思議。
薬の接触頻度を考える
1ヶ月に1回の注入を行う。
この時に入れた薬品は、1ヶ月も体内で生き残っているという事でしょうか?
それはとても不思議な話ですよね。
花粉症でも風邪薬でも糖尿病や高血圧の薬でも基本的には1日1回、2回、3回という規定に基づき処方が行われています。
それは、体内で残っている時間に対して、補足を行って安定させているから。
しかし、毛髪再生は別というのです。
これが本当だとすれば、なぜわざわざ抜け毛治療薬も育毛剤も処方をする必要があるのかが疑問になってくる。
単体で効果がない理由がわからない
頭皮に直接注入することで効果が期待されている。
もしこの言葉を100%本当だと受け止めるなら、その他の薬は一切不要であると伝えていなければ不自然だと思いませんか?
脱毛予防も必須、発毛の補助も必要、さらに毛髪再生の栄養や幹細胞なども必要。
これでは、何が一体本当に必要な高価なのかは不明。
さらに言えば、メソセラピーもHARG療法も結局、成長因子に依存をしていますが、その成分において発毛と脱毛に関連する成分が含まれていないというのがおかしい。
相乗効果ではなく、それぞれが別の存在。
それらをオリジナルで組み合わせているだけ。
このような状態でセールストークを使って契約を促しているようにしか見えないのです。
海外の発表に認められたデータがない
日本よりも海外のほうがいろいろな面で情報開示が進んでいます。
特に、根拠がないとされているかどうかを確認するには、論文や文献等のデータを検索するのが非常にわかりやすいのですが、このデータを探してもいまだにほとんど出てこない。
症例写真でさえ、院内データがない現実
特にHARG療法の治療を推奨するクリニックでは、以下のような特徴もあります。
- 同じ症例写真を複数のクリニックが使用している
- データも説明もほぼ同じ
この内容を見て、正直何も思わないのはおかしいのです。
特に、院内の症例数がきちんとしているなら、モニターなどを集めてそのデータを開示しているのが一般的ではないでしょうか?
もちろん、モニターを集めて、そのデータをきちんと院内の実績として掲載をしているクリニックもあります。
しかし、グループ内で全く同じ画像を利用すると言った形では、どこの院でどのような経緯だったのかも不明。
結局は他からの使いまわしの画像を公開してあたかも自分たちが治療を行ったみたいな表現をしているクリニックも多いのです。
AGA治療に高額を投じる意味はない
- ぼったくられた
- 全く効かない
- 意味なし
- 詐欺みたいだ
- 逆ギレされた
こんなカウンセリング経験者の口コミが後からどんどん出てくるようになってきた。
結局は、AGAクリニックで話しをしているカウンセラーの多くは無資格者。
さらに、専門の治療についてのカウンセリングについても全く研修などを受けていません。
ただ売れるか売れないか?
たったこれだけのことなのです。
- 売るためには都合の良いデータのみを開示する。
- 売りにくくならないために都合の悪いことは質問をされなければ開示しない
このような治療をずっと繰り返してきているのだと思います。
結局、治療は効果を事前に確認することも出来ません。
他にもセルエクソソームなどAAPEパウダーと植物由来みたいな新しい商品を出しているクリニックもあります。
こういう治療でも結局は、1ヶ月に1度で3回から4階で効果が期待できるというから同じ事。
さらに、高額になって、100万などの治療費を請求しているクリニックも2021年には出てきてます。
ハーグ療法だけでなく、毛髪再生治療とかAAPEパウダー、これらも関わらない方が身のため。
自分で稼いだお金をどぶに捨てるようなことはやめましょう。