子どもの円形脱毛症がドンドン悪化している。
- 皮膚科に行ってステロイド薬を出してもらったのにダメだった
- 小児科に足を運んで多発性円形脱毛症と診断された
- 難治性円形脱毛症と診断された
こんな流れから1年以上遠方の病院に足を運び続けている人もいます。
さらに、薄毛治療専門クリニックで高額な毛髪再生治療などに申し込みをして、結果が曖昧な人もいます。
こんな状態では子どもが社会に出る時に、自立できないかもしれない。
こんな悩みをを抱えているお子様の親御様に知っていただきたい方法がありますので、ご案内をさせていただきます。
子どもの円形脱毛症の原因
子供の円形脱毛症の種類
子どもの円形脱毛症治療方法
子どもの円形脱毛症の原因
コロナ禍でますますストレス化社会が進行している。
この中で、多くの子どもたちが学校に行けない、友達と遊べない、習い事にすら行けないといったストレスに見舞われている。
私も医療現場で10年以上にわたって多くの薄毛治療にご相談にお越しになられた方と接してきました。
その中でも特に10代のお子様については、以下のような点が重要になっていることを肌で感じました。
- 家庭環境
- 学校生活
- 塾等の習い事
- 部活動
- 子供たち同士のいじめ
上記のような内容で特に親に言いにくいことがある子たちの中には、涙を流すシーンも何度も立ち会ってきました。
こうした子供たちのストレスを緩和してあげることも治療として大切になってきていることをまずは知っていただきたいです。
子どもの円形脱毛症とストレスの種類
子どもたちにもそれぞれ環境に応じた社会適応に関するスト🄬て菅あります。
主に2つに分類されます。
- 物理的なストレス
- 精神的なストレス
それぞれご紹介していきます。
物理的な面では、基本的には、食生活や栄養の偏りなども不安があります。
精神的なストレスは、主に不安や恐れが関係します。
負の感情を増幅させるきっかけがいろいろな所に眠っている。
特に薄毛や向け毛に悩みを抱える中学生以降にかけては、いじめや疎外感等も大きくかかわってきます。
さらに、親や先生に気を遣っている子もかなり多いようです。
子どもが不安や心配事があることを親が気付いてあげられない。
これが子供たちにとっても疎外感に拍車がかかっている要因になっているケースもあります。
子供の円形脱毛症の種類
円形脱毛症には、以下のような種類があります。
病名 | 症状の特徴 |
単発性円形脱毛症 | 病巣が1個のみ 約3ヶ月から6ヶ月ほどで自然に完治する場合もあります 数年にわたって続くこともあります |
多発性円形脱毛症 | 複数個所に病巣が現れます 発毛と脱毛を繰り返すのが特徴 |
多発融合型円形脱毛症 | 多数の病巣がある 一部で融合している さらに急速に進行していく |
全頭性円形脱毛症 | 全頭が脱毛する 精神のバランスが崩してしまい神経症の病状も呈する場合があります |
汎発性円形脱毛症 | 全頭の他にも眉、まつげ、ひげ、耳毛などさまざまな部位が脱毛する |
簡単に考えてしまうとかなり怖いと思います。
実際に多発性円形脱毛症は、かなり珍しいと思っているかもしれませんが、私自身も何名もの患者様の対応をさせていただいた経験があります。
子どもの円形脱毛症治療方法
もし今お子様が複数の医療機関に足を運んで途方に暮れている状態でしたら、治療法として鍼灸も検討の一つとしてお考え下さい。
大阪にあるおすすめ鍼灸院
実際の症例についての説明をそのまま貼り付けております。
中学1年生の2学期(9月頃)に、右横に10円玉くらいの円形脱毛症が出来ました。しばらく放っておいたところ、左にも出来ました。そこで、T病院に行き、ステロイドの塗り薬を処方され、毎日1日2回つけていました。中学2年生の5月位に、治るかと思っていたところ、新たに右の耳の上に少し大きな円形が出来てきました。その円形はだんだん大きくなり、7cmから8cmくらいの大きさになりました。
●中学3年生の夏休みにK病院に行き、SADBE(スクアリシク ジブテル エステル)療法を行いました。まず、SADBEという物質のついたテープを貼って、その物質にかぶれを起こしやすい状態にし、それから薄い濃度のものを2週間に1度通院して塗るというものでした。これは、すぐに効果が現れ、10月くらいにはずいぶん小さくなりました。
●ところが、12月からいろんなところが、また凄い勢いで抜け出してきました。12月、1月、2月は、本当に抜けがひどかったです。
この原因は、受験の為に家庭教師をつけて、かなりハードな勉強でストレスになったためだと思います。
http://www.twck.net/enkei_children.htm
鍼灸による治療においても高い効果が期待できる可能性があります。
大事なのは、基本的に患者様本人の心身のサポートです。
ただ単に薬対応では難しい
- 薬を処方してもらったから安心
- 数ヶ月分の薬をもらったから使いきって様子を見よう
これはあくまで当事者ではない親の意見です。
治療を受けている本人にとっては、この過程にも様々な不安があります。
治療期間中において私も相談を受けたのは以下のような内容でした。
- 嫌なことがあったので少し話を聞いてもらえませんか?
- 今親と喧嘩してしまって精神的に辛いんです
こうしたプライベートな悩みについても真摯に対応してあげたことで彼らの心の溝はゆっくりと埋まっていったことを実感しています。
- 病院に連れて行ってあげた
- 薬を与えた
- 治療費を払ってあげた。
これでは、まだ10代の幼い子供の精神的な不安はおさまっていません。
子供たちの中にはその流れに対して罪悪感を抱く子もいます。
親に本当なら必要のない治療費を払ってもらった。
こんな状態になってしまって迷惑をかけてしまう自分が情けない。
涙ながらに語る子供の姿を何度も目にしてきました。
ぜひ、親御様は薬と言う名の栄養だけでなく、心の枯れた土地に水をを与え、カラカラに乾いてしまった心を少しでも潤してあげるようにしてください。
数年間治らない。
こうなっている人の大半は、子どもたちの心のストレスが全くおさまっていないどころか年齢に伴い悪化していることもあります。
十分観察に気を配ってみてください。