- 禿げる人って特徴があるの?
- 自分の親がはげているとやっぱり遺伝する?
- 片親だけなら、もしかしたら大丈夫?
禿げる人の特徴について、前兆や予兆みたいなものがあったら知りたいって人も多い。
私が実際にm字ハゲに悩まされる前にどうなっていたのか?自分自身の体験をもとにご紹介していきます。
禿げる人の特徴①家系
ガン家系とか隔世遺伝なんて言葉だけは聞いたことがある人も多い。でも自分の髪の毛までまさか遺伝が関係あるの?と思っていませんか?
髪の毛は思春期以降に抜け毛が多いと感じた時点で自分でとめるのは非常に困難な状況になる。
時間もお金もかかりますが、そのまま放置していても自然に治るという可能性はかなり低いという医療機関の情報が圧倒的多数。
特に人生これからというタイミングに差し掛かる思春期の中学生や高校生の親御様は子供さんの薄毛が進行してしまうのかを気にしている方も多くなってきました。
じっくりご覧ください。
禿げる人の主な2つの要因
- 内的要因(遺伝的要素)
- ストレスや生活習慣
順にご紹介していきます。
まず1の内的要因ですが、こちらは遺伝的要素となります。
遺伝と言っても禿げることが遺伝するというのは少し違います。
遺伝と言えば、骨格が似るとか顔の輪郭がそっくり、目元がお父さん似等という表現がよく使われている。
こうした外見的な要素ではなく、体の中のホルモンバランスも関係します。
身体の成長に合わせて男性は男性ホルモンが、女性は女性ホルモンが発達します。しかし、この時男性女性を問わず、男性ホルモンが活発になってしまうと、体に対してさまざまな悩みの原因にもつながります。
男性ホルモンが多い時の具体的な悩み例としては、
- ひげ、腋毛、陰毛が濃い
- 髪の毛が抜けやすい
こうしたことが自分の体の変化として見受けられるようになります。
2つ目は、外的要素。特にストレス化社会となった現代では、10代20代30代の若い世代でも若年性脱毛症という髪が薄くなる男女が増加しています。
これも1つの要因と言えるのです。
しかし、男性ホルモンが原因の場合、安易に薄毛予防と思って育毛剤やスカルプシャンプーなどを選ぶとかえって体に合わないこともあります。
具体的にはフケが多くなったとか地肌に炎症が!みたいな悩みを抱えてしまうことがあります。
大切なのは、自分の体に合わせた内容をきちんと選ぶこと。
これができない時にただ口コミや評判、料金ばかりを見てお得と思って購入するのはあまりおすすめできません。
禿げる人の特徴②生活習慣
生活習慣が乱れていると思っている人は多い。特に以下の項目に当てはまる人は多いのではないでしょうか?
- 不規則な睡眠時間
- 偏った食生活
- スマートフォンなどを遅くまで眺める生活
順にご紹介していきます。
不規則な睡眠時間
睡眠時間は最低でも5時間以上とか7時間以上というのは正直あてになりません。
問題は自分のレム睡眠とノンレム睡眠のバランスの把握。
さらには、睡眠の質を高める工夫が必要です。
- 枕や寝具を自分に合ったものを選ぶ
- 眠る前の1時間前にスマホなどは一切見ない
- イライラしたり不安になったりした状態で眠ろうとしない
このような生活を心がけることが大切です。
偏った食生活
学生時代は部活に塾にアルバイト、恋愛など実に多くの人が外出時間を一気に増加させている生活が目立ちます。
その中で、ついつい脂質の多い食事が増えてしまったり、ファストフードや加工食品などに頼る生活になってしまう傾向もあります。
身体は、食事から栄養を摂取しています。特に髪に必要な栄養としてタンパク質、ビタミンなどの摂取が偏りやすい状態は決して体のためにも髪のためにも良いとは言えません。
間違ったヘアケア
育毛剤をいきなり市販や通販で選ぶという人も多い。
そもそも育毛剤の目的は、降圧剤として用いられて副作用として新たな効果が発見された成分(ミノキシジル)を配合しています。
つまりは、血行促進という効果のせいで血圧低下というリスクを背負う事にも関係します。こうしたことを踏まえて医療機関の処方に年齢制限がかけられているのです。
きちんと体が成熟していない状態で安易に育毛剤を利用するのはリスクも潜んでいますので十分注意が必要です。
禿げる人の特徴③ヘアサイクル
髪にも体毛にも生え代わりという形での一定のサイクルがあります。
正常な方と男性型脱毛症により後退する人の違いを比較していきましょう。
正常な状態 | AGAの特徴 | |
成長期 | 一定のリズムで髪が伸びる | 短いサイクルで終わってしまう |
退行期 | 髪を切ったり染めたりしても一定のリズム | 成長期からすぐに退行期に移行 |
休止期 | 休んでいる毛があっても均等に生え代わりをしていく | 休止期間が長く徐々に毛穴に複数の毛が同時に生えている状態がなくなっていく |
基本的に男性も女性も3年から6年ほどでサイクルを作っているのが正常な人のサイクル。
しかし、禿げてきたと悩む人達は、そのサイクルが、1年から2年と非常に短いというのも特徴です。
自分の髪が十分に成長していないのに、早い段階で抜けてしまう。
すると、成長していた髪にも影響が出てきます。栄養の行き届かない髪はハリやコシを失い、そのうち細くなっていく。
結果、自分の髪がどんどん薄くなっているように見え始めていくのです。
禿げる人の特徴④間違った情報
インターネットで検索をすると素人が書いた内容で間違った情報はたくさん出てきます。
例えば、シャンプーしないと禿げるとかシリコンが悪いとかし皮膜を作る原因は、朝シャンだとかいろいろよくわからないことを書いている人は多いので十分注意しましょう。
シリコン系と植物系
- 高級アルコール系界面活性剤使用シャンプー
- シリコン系
- アミノ酸系
- 食物由来
こんな言葉を必死に探している人は多いですが正直どれもそこまであてになりません。
なぜか?
医療機関で取り扱うヘアケア商品はノンシリコンだから販売しているわけではないのです。
あくまで地肌の状態で炎症やフケの有無、頭皮環境を診察、診断をした上で必要性を感じた人に提案をしています。
誰でも同じシャンプーを使えばよいということではありません。
価格が安いからダメということではありませんし、安物買いが悪いということもありません。問題は自分の髪や頭皮に合っているのかです。
頭皮に良いって成分だと思っているならそれは大きな間違いです。
高級アルコール系界面活性剤の特徴
成分表記では、「ラウレス硫酸Na」や「ラウリル硫酸Na」と記載されている商品。
このラウレスの後ろに注目!
医療機関において、頭皮に刺激が少ないとされている成分は以下のような成分。
- ラウレス-6カルボン酸Na
こちらの成分は、弱酸性石鹸の界面活性剤です。
ラウレスという成分には、いろいろありますが、市販のシャンプーではラウレス硫酸Naが含まれている商品もあります。
ラウレスの後ろに続く数字は基本として洗浄力を示します。
ですから、皮膚の弱い方にも使えるラウレスを選ぶ。
これが皮膚科専門医なども監修する商品では広く認知されているのです。
頭皮、毛髪も保湿や保護が大事
手や顔、体には保湿を行いますよね。でも髪や頭皮、地肌のトラブルを避けるために保湿や保護は何もしていないという人は多いです。
しかし、これは間違い。
髪はしっとりしたというのが本来の状態。
ダメージの軽減をさせるためには、アプリコット核油ポリグリセリルなどの植物油を医療機関でも採用しています。
毛髪の疎水性を維持することにもつながりますのでダメージケアとしての役割が期待されています。
雑菌の繁殖を抑える
かゆみを感じている人の中には、脂漏性皮膚炎の症状が初見で見受けられる方もいらっしゃいます。
これに対し、アミノ酸の一種である成分から1ヶ月程度の使用により、アクネ菌やピチロスポルム菌、アクネ菌を抑制するという働きや5αリダクターゼ活性を阻害する効果も期待されています。
これが皮脂分泌を抑制するというのが研究結果でも発表されています。
抗菌作用や頭皮の雑菌の繁殖を抑えることもひつようなのかどうか?
この点も確認しないでいきなり通販や市販の高額商品を購入するのはやめましょう。
禿げる人の特徴⑤前兆
禿げるという未来に対しての予防は早いも遅いもありません。
今できることを少しずつきちんと見直すことが大切。
でも自分の生活を振り返って自分の状態を正しく判断できるようにしておくことも大切。
抜け毛の量の観察
髪の毛が抜ける量が増えたというのはどういう時を観察するべきなのでしょうか?
医療機関の中でのカウンセリングでよく出てくるお話をご紹介していきます。
- ブラッシングやタオルで髪を乾かす時に床に髪が落ちていることがある
- シャンプー後に水洗いをすると髪の毛が手についている本数が増えてきた
- 朝起きた時や日中でソファや枕に髪の毛がついている日が増えた
この3つの特徴が該当する人はAGAの可能性が高くなります。
頭皮環境の観察
- ヘアスタイルをセットしようとしてもまとまりにくくなった(ハリやコシの低下)
- いつも髪がペタンこになっている気がする(ボリューム低下)
- いつも頭皮を触るとじっとりしているという感じがする(皮脂増加)
上記3つの内容が該当するということは、皮脂分泌が多くなっている傾向があります。
5αリダクターゼが活性化すると皮脂分泌量も多くなる傾向があります。
AGA特有の部位に変化
正常に肌のバリアが機能している時には人はかゆみやべたつきは感じませんよね。
常にサラッとした状態がキープされているため快適に日常生活を送ることが可能になります。
しかし、AGAの方の場合は、徐々に生え際、頭頂部、分け目周辺など自分の髪が薄くなっている周辺にかゆみなどを伴う傾向があります。
これは、炎症や肌トラブルが起こっていることが原因。
まずはきちんと専門の会社や医療機関で頭皮チェックを受けておくことが大切。
ボリューム低下は薄くなる手前
特に女性には顕著に見受けられる特徴ですが、ふんわりさせたいのにいつもボリュームが出ない。
こんな悩みは髪の栄養が不足し、ハリやコシが低下している証。
カットをしたばかりでも常に髪に元気がない。
こんな悩みを抱えている場合は、女性の場合、びまん性脱毛症の可能性もあります。
禿げる人の特徴に当てはまったらどうする?
予防をするというよりもまずは自分の症状を知ることが大切。
基本的に自分の毎日の日常生活を今から急に変えるというのは難しいという人のほうが医療現場でも圧倒的に多かったです。
しかし、ストレス対策は、解消法を見つけ出すことで睡眠の質を高めることは可能になりますよね。
まずは、自分の髪の状態をきちんと第三者機関に相談してチェックしてもらいましょう。
育毛剤を使うよりも先に
私のサイトでは基本的にシャンプーや育毛剤などはご紹介していません。
なぜか?
あなたの地肌や髪の状態が見えていないからです。
きちんとあなたの状態が把握できていないのに、人気ランキング上位みたいな商品紹介をしているサイトの情報は信じてはいけません。
レビューでも同じです。
あなたの悩みはいったい何が原因なのかをきちんと把握することが最初の一歩です。