HARG療法は効果なし!
ヘアメソセラピーで生えてこなかった!
直接頭皮に有効成分を注入するから生えてきます!
99%の人が発毛を実感!
これがもし本当なら、その地域のハゲはほとんどいないはずです。
でも実際はどうでしょうか?
- ぼったくり
- カウンセラーが素人同然
- 医師の横柄な態度
結局、何も効果がないまま個人差と言われて泣き寝入りになっている人も多い。
実際に、医療現場という内部にいたからこそ、伝えておきたい内容を徹底暴露していきます。
AGAメソセラピーもHARGもやめておくべき理由|高額治療=治るではない
「エビデンス(根拠)がない」
この言葉が最近日本国内でもコロナからいろいろな業種、職種で言われるようになりました。
ではHARGのエビデンスは?
この点を含めて、美容外科、美容整形業界の高額治療メニューは本当に生えるのかを以下の目次で解説していきます。
HARGもヘアメソセラピーも同じ!
月1回の施術で生えるに疑問
効果なし、生えないの可能性を探る方法
クリニック側が儲かるだけ?AGA専門院
HARGもヘアメソセラピーも同じ!
毛髪再生療法と呼ばれる分野があります。
- メソセラピー
- HARG療法
名称は違うが、やっていることは同じと言える内容を解説していきます。
メソセラピーとは
メソセラピーとは、中間療法と訳すことができる治療。
中間って何?
結局、頭皮に直接育毛剤を注入しようという内容です。
配合されている成分を見ると、以下のような名前が並ぶ。
- 血管拡張作用のある「ミノキシジル」
- 毛髪タンパク質ケラチンを構成する「アミノ酸システィン」
- ビタミン類
HARG療法とは
ハーグ療法とは、毛髪再生医療と直訳できる。
ヘアメソセラピーと異なるのは配合成分。
ハーグ療法には、以下のような成分が配合されている。
PDGF(血小板由来成長因子) | 血管を作る働き |
Basic FGF(線維芽細胞成長因子) | 毛母細胞の増殖を促す |
KGF(ケラチノサイト成長因子) | ケラチン生成細胞を活性化 |
TGF beta1 (トランスフォーミング成長因子) |
抜け毛を促進する |
HGF(血管内皮細胞成長因子) | 毛包に栄養を与える新生血管の形成を促す |
SOD(活性酸素除去成分) | 活性酸素除去 |
ココが疑問!
ヘアメソセラピーもHARG療法も注射針等を用いて皮下に注入する。
これは、外用薬と同じ事をやっているだけ。
問題は浸透させるのか、針で刺すのかの違い。
でも本当に注射で入れたらそんなに長い時間有効なのか?
ココが疑問なのです。
単純に、ミノキシジルでも1日1回の服用を求められている成分です。
なのに、注入の間隔は、1ヶ月に1回。
これで有効なら、何のために毎日育毛剤内服薬を飲んでいるのかわかりません。
さらに、直接届けているのに、なぜ育毛剤や抜け毛治療薬も一緒に服用しなければいけないのか?
やっていることが矛盾していると思いませんか?
「月1回の施術で生える」なら、なぜ他のフィナステリドやミノキシジルなどが必要なのか?
これが最大の疑問になりませんか?
効果なし、生えないの可能性を探る方法
薬だけで効かない!
こんな悩みを抱えて、ハーグ療法をやって生えた!
これは、私自身も錯覚したのです。
でも実は、これって薬の効果が一気に出てきたかもしれないんです。
どういうこと?
成長因子成分は市販の育毛剤と同じ
HARG療法に採用されている成分。
実は、別に珍しい対象ではないんです。
単純に相乗効果と思うこまされた。
これって単純にプラシーボ効果と同じ気がします。
厚生労働省認可の薬品は含まれていない
- AGA専門クリニック
- 豊富な治療実績
- 99%、98%等の高い効果実感!
こんな文字を見れば、みんな信じたい。
でも実際に採用されている成分に対して、厚生労働省が認可している成分が何も配合されていない。
つまりは、症例に対して、きちんと説明が成り立っていない。
皮膚科学会からも推奨されていない
上記データは、男性型および女性型脱毛症ガイドライン。
項目内に、成長因子導入および砂防移植療法は有用か?
この回答は、C2となっています。
C2の意味:行わないほうが良い!
なのです。
どういうことなのか?
この詳しい内容は、引用文でご案内します。
推奨度:C2 推奨文:成長因子導入および細胞移植療法は行わな いほうがよい.
解説:毛誘導能をもつ間葉系細胞の直接移植,ある いはその分泌物を含む培養上清からの生成物などを脱 2776 ● 日皮会誌:127(13),2763-2777,2017(平成 29) 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン作成委員会脱毛症の罹患部に注入し発毛促進効果を期待する治療が 試みられようとしている104).
なかでも脂肪組織由来幹 細胞の培養上清由来物質,あるいは platelet rich plasma(PRP)の発毛促進効果について,ランダム化 比較試験,症例集積研究が実施されている105)~107).
しかし,これらの臨床試験の多くは,
限られた施設 における倫理委員会の承認を必要とする先進医療の 段階にあり、安全性なども含め,その有効性は決して 十分に検証されているとはいえない. 以上から成長因子導入・細胞移植療法は今後が期待 される治療法ではあるものの,「再生医療等の安全性の 確保等に関する法律」などの法規に則って施術する必 要のあるものも多く,現時点では広く一般に実施でき るとは言い難いため,行わない方がよいことにする.
つまり、皮膚科学会でも認められていない。
セールストークなだけ。
医学的根拠と書かれているのですが、その根拠がどこにも記載されていないのです。。
海外でもデータが出てこない
データを探してみたいと思ったら、今コロナ禍でも注目されている、アメリカの国立衛生研究所。
このサイトは日本語翻訳に対応しています。
実際に検索してみても何も出てこない。
結局、どこでどのように実証されたのか不明。
論文等が出てこないのに、根拠があると書いているのは、疑問です。
クリニック側が儲かるだけ?AGA専門院
HARG療法もヘアメソセラピーも結局は、ぼったくり?
よくわからないと思えるのは、以下のような動き。
HARG療法から他の治療へ変更
HARG療法を実施していたクリニックが全く違う治療にシフトしているケースも多いです。
実際に、以下のような治療が出てきます。
- ヘアフィラー
- セルエクソソーム
いずれも高額療法。
さらに、AAPEパウダー等より良いとしている。
なら、HARG療法はやめたのか?
いいえ。
男性又は女性で同じ治療を継続して行っている。
こんなよくわからないシステムになっているのです。
つまりは原価に合わせて料金を調整しているだけ。
こんな流れになっているのをじっくり比較しておくことをおすすめします。
参考文献
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf