- ヘルメットをかぶる仕事をしている人ははげるって本当?
- 工事現場や工場に就職するとはげるってこと?
そんなの嘘でしょ!
今回の記事では、ヘルメットを被るとはげるのか?という不安について解説します。
ヘルメットを被る仕事とはげる関係
結論から言えば、ヘルメットを被る=はげるというのは嘘。
しかし、はげる原因に関係する注意点があります。
- 摩擦
- 蒸れ
- 雑菌の繁殖
順にご紹介します。
摩擦
ヘルメット着用時にフィットしていない状態では、頭と被り物が擦れます。
つまり、摩擦が生じやすい状態になります。
【摩擦によるデメリット】
- 髪の毛のダメージにつながります
- 薄い、短い人の場合、地肌と擦れることもあります。
蒸れ
ヘルメットの中は、非常に蒸れやすい。
長時間着用することで、春夏秋冬の季節を問わず蒸れやすい。
【頭皮が蒸れるデメリット】
- 汗や皮脂の過剰分泌につながる
- 頭皮の毛穴が詰まりやすい
- 頭皮環境が悪化しやすい
雑菌の繁殖
ヘルメットの中を毎日洗っているでしょうか?
毎日使用後には、指定のロッカーや車の中に置きっぱなしにしている人は多い。
つまり、人の使用した後の雑菌や皮脂、汗、汚れ等が付着したままになっているのです。
この状況を放置することで、雑菌は繁殖します。
毎日違う人がランダムに使用する場合は、臭いなどが気になるという声も聞こえてきます。
ヘルメットを使用する仕事で頭皮環境を守る方法
ヘルメットを被る仕事をしている人が取るべき行動について、解説します。
ヘルメットを消毒する
もし毎日あなたの使用するヘルメットが決まっているのであれば、きちんと洗う又は消毒をするようにしましょう。
【消毒する方法】
- 内部をキレイなタオルで汚れをふき取る
- 耳、顎などにある紐を中性洗剤で洗う
- 直射日光に当てて乾燥する
- 梅雨の時期で乾かない時には、ドライヤー等で乾かす
こんなことをしていられないという人は、アルコール消毒のスプレー等を利用して毎日こまめに消毒することをおすすめします。
日中に汗をかいたと思ったら、可能な限り、天日干しなどで日中は中を乾かすようにしましょう。
仕事終わりは毎日シャンプーをする
仕事で疲れたからそのまま寝るというのはおすすめできません。
必ずお風呂でシャンプーで髪の毛を洗うようにしましょう。
【シャンプーをする時の注意点】
- 皮脂汚れや大まかな汚れは、タオルやシャワーで洗い流す
- シャンプーは500円玉程度の少量でしっかり泡立ててから使用する
- 髪の毛全体になじませるようにして、髪の毛全体の汚れを吸着させる
- 頭皮は、ゴシゴシ洗うのではなく、優しくもみほぐしをするイメージで洗う
- シャンプー後のすすぎは念入りに頭皮から毛先に向かって繰り返し行う
洗い上がらいがサッパリするようなシャンプーばかりを選ばないことも大切です。
育毛剤や発毛剤は安易に使わない
薄くなることが気になる人には特に注意が必要です。
安易に育毛剤や発毛剤を使うのは控えましょう。
なぜか?
自分の頭皮や髪の毛が汚れている状態で使用しても全く意味がありません。
むしろ、皮脂の過剰分泌野原因になることもありますので注意してください。
ヘルメットを被る=ハゲるわけではない
ヘルメットを被る仕事をしている人が全員禿げていますか?
違いますよね?
頭皮の環境を守る
個人差があるとしても、まずやるべきことは自分の身体を守ること。
汗や皮脂は頭だけでなく、手の平、足の裏、ワキ、背中などさまざまな部位で発生します。
蒸れてしまうのも仕方がないし、汗をかくことは体温調整で仕方がない。
問題は汗をかくことや蒸れることではありません。
その後のケアをいい加減にするかどうかです。
頭では理解しているけれど、楽をしたいから後回しにしたらどうなった?
こんなことを振り返って反省しないために毎日のケアを心がけましょう。