突然ですが、こんな悩みをお持ちではありませんか?
- 10円はげ(円形脱毛症)ができた
- 早く治したい
- 自分で簡単にできる対処法や改善方法が知りたい
これまでにも円形脱毛症については、いろいろな記事を書いてきました。
円形脱毛症関連記事一覧。
10円ハゲ【円形脱毛症】は自然に治る?治療法は何があるの?よくある相談事例
当サイト内の記事は、医療現場で15年以上患者様のサポートをしてきた担当者がすべて執筆しております。
今回の記事では、円形脱毛症を早く治す方法について、以下の目次でご案内しています。
円形脱毛症の原因
円形脱毛症は自然に治る?
病院に行く目安【診療科等】
早めの相談先の選び方注意点
円形脱毛症の原因【子供,女性共通】
主な原因は3つに分かれています。
- 10円はげ(円形脱毛症)って何?
- どこにできるの?
- どういう人が発症するの?
- ずばり病気?
順にご紹介していきます。
円形脱毛症とは
発症する箇所は、決まっていません。
頭頂部(つむじ、てっぺん)、前額部(生え際)等の男性型脱毛症(AGA)で髪の毛が抜けたり薄くなったりする部分だけではありません。
後頭部や側頭部などにもできることがあります。
特徴としては、他にも単発型、多発型(複数同時)があります。
他にも全党型(さらに進行してすべての頭髪が抜けてしまうケース)。
最も重症な場合では、汎発型(頭髪だけでなく、眉やわき等全身の他の部位の毛も抜けてしまう状態)という最も
円形脱毛症になる人の特徴
円形脱毛症は、100人いれば、1%から2%くらいの人が一生に一度は経験すると言われている。
そこまで特別なことではありません。
原因1.自己免疫疾患
免疫の異常により毛根が攻撃されることが要因だとされています。
外部からの侵入物を攻撃するのが本来の免疫機能。
円形脱毛症は、Tリンパ球の働きが異常を起こします。
毛根を異物と間違えて攻撃する。
結果的に、毛根が傷んで髪の毛が突然抜け落ちてしまう。
原因2.精神的ストレス
- 精神的ストレスを受ける
- 交感神経が活発化
- 交感神経が異常をきたす
- 血管を収縮させる
- 頭部の血流悪化
- 毛根への栄養供給が難しい状態
- 脱毛
このような経緯になることがあります。
原因3.遺伝的要素
遺伝の可能性は、全体の10%程度とされています。
よって、非常に可能性は低い。
遺伝の対象は、欧米の調査でも以下のように報告されています。
一親等の発症率が二親等以上の家族より10倍に及ぶ。
よって、親からの遺伝という考え方が自然です。
遺伝の場合は、中国や欧米の調査結果では、1親等の発症率は2親等の発症率の10倍近く高いという発表があります。
よって、もし気になるのであれば、両親に確認をしておくことも精神的なケアとして大事になってきます。
さらに、持病として、甲状腺や膠原病、感染症などにより脱毛をしているケースもあります。
原因については、必ず皮膚科等の医師に診察の上、診断をしてもらうようにしましょう。
病気の可能性
先ほどの原因に近い部分ですが、一番怖いのは、自分では気づかないだけで実は、自己免疫疾患などを患っていたなんてことが分かった時が心配。
通常のストレスにより細胞が過剰に反応しているのであれば、多くの場合は放置していても自然に回復することもあります。
医療現場で実際に通院をされていた方の中には、特にステロイドなどの薬による治療を一切行わなくても自然に自己免疫の回復から徐々に髪の毛が生えてきたという方も珍しくありません。
決して、単発の1か所ができたから即何か緊急を要する悩みとは言われないと思います。
しかし、もしあなたが今まであまり健康診断なども受けていない状態で健康管理についても心配なことがあるという時にはまずは一度皮膚科で良いので診察を受けることをおすすめします。
円形脱毛症の初期症状
初期症状はありません。
以下のような特徴があります。
突然ごそっと抜ける
円形脱毛症は、まとまった髪が一気に抜けます。
徐々に抜けて円形になると言う事ではありません。
円形脱毛症は、気付いた時には、スポットのように髪がなくなっています。
よって、予兆のようなものもないのです。
自然治癒する可能性もある
得にストレスによる影響の場合は、数週間で改善する可能性もあります。
しかし、どのくらいで治るのか?という答えを明確に伝えることは難しいです。
なぜか?
毛周期(ヘアサイクル)も関係します。
生涯にわたって悩む人もいる
1年、3年、5年、10年以上ずっと悩み続けたという人もいます。
女性でも子供の頃からずっと繰り返しているという人もいます。
生え際、前頭部、頭頂部、側頭部、後頭部を問わず全身の脱毛症に発展する人もいます。
円形脱毛症は自然に治る?
日常生活で自力で治すことを考えている人向けの情報を公開しています。
ストレス解消
円形脱毛症は、原因が明確になっていません。
ストレスが原因になっている。
この事実がある以上、まずは自分の私生活の中でのリフレッシュ方法を見つける事も大切。
しかし、ストレスのおおもとが分からない。
こんな人は、親身に治療だけでなく、人と人で心の通い合うカウンセリングを提供している育毛サロンなどを見つける事も大切です。
生活習慣の改善
生活習慣の乱れとして見直しが必要なのは、以下の項目。
- 睡眠時間の確保(睡眠不足の防止)
- 疲れが取れない、だるい等の症状改善
- 肩こり、首の凝り野原因となるスマホやパソコンの操作時間
- 栄養バランスのとれた食事
- 適度な運動
規則正しい生活を基準とすることが大切です。
こういう工夫をすることで、自然に回復するケースもあります。
病院に行く目安【診療科等】
自分は、病院や皮膚科等で診察を受けたほうが良いのかな?
個人差がありますが、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年以上ずっと続く人もいます。
この時、自分の中で割り切る上でのポイントをご紹介していきます。
こんな人は医師に相談
- 民間サービスは信用できない
- 皮膚科なら行きつけがある
- 先生との信頼関係もできている
子供の頃からアトピー、ニキビなどいろいろな皮膚疾患の相談をしてきた。
このような人なら、医療機関の受診も気持ちが落ち着くかもしれせん。
早めの相談先の選び方注意点
病院の診療を受ける前に
- お医者さんに言われてしまうと、精神的にショックが大きい。
- 病院に行くのは本当に最後の最後にしたい
こんな考え方の方には、オススメしません。
医師による診察、問診、検査等を受ける。
この結果、診断という言葉が使われる。
診断となると、現実を突きつけられた気がしますよね。
だったら、まずは育毛サロン等で自分の髪をファイバースコープ等で検査をしてもらう。
このような民間サービスで相談するメリットもあります。
- 身近な人の経験等を聞ける。
- 一人で悩まなくても良いと思える。
- 相性の良い人と出会うチャンスがある
ケースもあります。
皮膚科学会の円形脱毛症診療ガイドラインも参考にしてください。