- 毎日お風呂上りの髪を乾かす時間がもったいない
- ドライヤーをずっと持っているのが疲れる
- タオルを巻いて放置することが多い!
髪の毛のダメージが気になると言いながら、ドライヤーやタオルでケアをしていない男性女性も多い。
今回の記事では、お風呂上りに髪の毛を乾かす際に、正しいドライヤーの方法について解説していきます。
髪の毛を早く伸ばす方法についても記事を書いています。
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今回の記事では、髪の毛を早く乾かす方法について、以下の目次でご案内しています。
ドライヤーで早く乾かす|髪の毛を傷めないコツ
髪の毛を早く乾かすコツ|4つのポイント
ドライヤーの正しい使い方と注意点
いつものヘアケアの一歩先へ
ドライヤーで早く乾かす|髪の毛を傷めないコツ
髪の毛を洗った後は、なるべく早く髪を乾かすことが重要。
その理由は、髪のキューティクルケア。
髪の毛は、キューティクルと呼ばれる髪の毛を覆っている一番外側の組織があります。
髪は内側から、
- メデュラ
- 凝るテックス
- キューティクル
と3層構造になっています。
テレビCM等で出てくるキューティクルとは、タンパク質が角質化したものです。
通常は、硬い繊維質になっています。
しかし、摩擦などで傷ついた状態では、開いてしまうのが問題です。
このキューティクルを守るために、トリートメント等を行って保護膜を形成しているのです。
ですから、補った成分をきちんと閉じ込めるためには早めに乾かすことが大切になります。
自然乾燥させるデメリット
自然乾燥と言いながら、長時間放置しているとどうなるのか?
- 水分が臭いを吸着する
- 頭皮にいる常在菌が繁殖する
- べたつきやすい(頭皮トラブルの原因につながる)
等のリスクがあります。
髪の毛を早く乾かすコツ|4つのポイント
ではどのように乾かすのが早いのか?
- タオルドライ
- キッチンペーパー
- 温風の使い分け
- 冷風の仕上げ
順にご紹介していきます。
タオルドライのコツ
タオルドライとは、表面の水分を取り除く作業です。
髪は根元に水分が溜まりやすいです。
- 髪全体:髪の毛を挟むようにしてパタパタと叩くイメージ
- 頭皮:上からタオルで水分を吸い取るイメージ
この2つを使い分けるようにします。
キッチンペーパーを使用
ヘアモデルも採用しているのがこの工程。
キッチンペーパーをタオルと同様に髪を巻き込む。
この工程でタオルでは取り切れない水分を吸い取ることが重要。
ドライヤーの時間がかかる。
こういう人はタオルドライで取り切れない水分を放置していることが原因です。
よって、キッチンペーパー等摩擦のかかりにくい商品で再度水分を吸着することがポイントです。
温風の使い分け
ドライヤーには以下のような設定がある機種が多いです。
- 強温風
- 弱温風
- 冷風
実は、強と弱があるのに、実際には使い分ける方法を知らないまま使っている人が多いです。
- まず、根本を強温風で乾かします。
- 中盤から毛先を乾かします
この段階での注意点
先に毛先から乾かすとパサつきの原因になります。
弱温風に切り替えます。
弱は、広がりを抑えたい時に使用します。
つまりは、はねやすい、寝癖がつきやすい部分を中心に乾かします。
最後に冷風を使用します。
冷風は、髪の毛を整える工程です。
乾かしすぎるのを防止する意味もありますので、活用してください。
ドライヤーの正しい使い方と注意点
では実際にドライヤーをどのように当てるのが正解なのか?
この点を解説していきます。
風の向きは、上、横、後ろの順
髪の毛は基本的に頭頂部から始まります。
その流れに沿うように乾かすのがポイント。
- てっぺんから中央部を中心に乾かす
- 側頭部、生え際等を乾かす
- 後頭部、襟足などを中心に乾かす
この順番で行うようにすると風が行きわたるだけでなく、ムラがなく乾かしやすくなります。
ドライヤーは常に動かす
温風を扱う際には、手を動かすよりもドライヤー本体を動かすことをおすすめします。
なぜか?
ドライヤーによる温風によるダメージを与えないため。
同じ場所に温風を当て続けることは、髪のダメージや乾かしすぎにつながります。
ドライヤー本体と頭の距離
どのくらい頭から話して乾かすのが理想?
この答えは、10cmから15cmです。
大人も子供も関係ありません。
離しすぎると温風の意味がありません。
近づけると、熱でダメージを与えてしまう。
このバランスを意識することが大切。
手の動きはどうするの?
片方でドライヤーを持ちます。
もう片方の手は、風の通り道を作ります。
ドライヤー本体を小刻みに動かしていますので、手はそこまで動かす必要はありません。
むしろ、根本から中間にかけて手ぐしのように指と指の間で風の通りやすい道をつくります。
髪を軽く引っ張ると根元が乾く
耳の周りや側頭部を乾かすのが下手という人も多いです。
この原因は、根元を乾かすことが足りないからです。
側頭部の場合は特に、髪を多少引っ張って風の通り道を作りましょう。
これだけでもかなり違います。
この仕上げの段階では冷風を使うことをおすすめします。
いつものヘアケアの一歩先へ
自分のヘアケアに自信がない。
こんな人でも簡単にプロのスタイリストに近いヘアケアを行える商品があります。
それが、洗い流さないトリートメントを付ける方法。
洗い流さないトリートメントは何が違うのか?
この答えは、パサつき等を気にしないようにすることが理想。
タオルドライでしっかり乾かした後に、現状の髪の毛に合わせてトリートメントを選びましょう。
分け目を固定しない
毎日のドライヤーで翌日に困らないためにいつも同じ位置で分け目を作る人もいます。
しかし、ヘアケアを意識するなら、基本的には同じ位置ではなく、指一本分くらいずらすのがコツ。
なぜか?
分け目周辺にある毛のボリュームを出しやすくするためです。
湿気の無い環境で乾かす
美容院の空間をイメージしましょう。
美容院の中は、湿気だらけでしょうか?
違いますよね。
適度な湿度と温度の環境で椅子が用意されています。
まさに同じ環境の方がよいのです。
髪を乾かすのは洗面脱衣所。
これは、習慣にしているようで間違いなのです。
タオルは2枚用意しよう
大判のタオルで最初の水分を取り除く。
小さいタオルで根元の水分を吸い取る。
このほうが水分が一度吸着された状態のタオルを使わなくて済みます。
タオルをかけながらドライヤーを行う
私が子どもたちに行っている方法です。
- 耳が熱い
- 髪が薄いから地肌に熱が伝わりやすい
このような人でもタオルを1枚添える事で、温風が繊維を伝わって満面なく伝わりやすくなります。
時短アイテムを利用する必要はありません
例えば、
- 速乾シャンプー
- 速乾スプレー
上記のような商品の購入を検討しているなら不要です。
なぜか?
そもそも速乾シャンプーや速乾スプレーとは、キューティクルの保護が弱い。
むしろ、パサつきやすい髪になってしまうリスクもあります。
髪が乾くのが遅いという人が安易に選ぶことは髪質を傷める可能性もありますので要注意です。