発毛促進剤として、多くのAGA治療専門クリニックでも処方がされているミノキシジルタブレット(略称:ミノタブ)。
ミノキシジルタブレットの外用薬と内服薬の違いを含めて、服用時間の選び方について解説していきます。
これまでにもミノタブについては、以下のような記事を書いてきました。
ザガーロはやばい!ミノタブも飲まない方が良いと医師が伝える時代
m字はげにミノタブは効かない?後退が続く原因に納得して諦めた体験談
今回の記事では、ミノタブの服用時間について、以下の目次でご案内していきます。
ミノキシジル内服薬の特徴
ミノキシジル内服薬1日量は最大5㎎
ミノキシジル内服薬飲むタイミング
ミノキシジル内服薬と外用薬併用と効果
ミノキシジル内服薬の副作用がやばい
ミノキシジル服用前注意点|併用禁忌
ミノキシジル内服薬を個人輸入は危険
参考サイト
ミノキシジル内服薬の特徴
ミノキシジルとは、欠陥拡張役として開発された成分です。
その後試験者の中に多毛症の症状がみられたことから、改めて発毛効果が見直されたことが今の利用の始まり。
外用薬は、過去にはロゲインや今でもリアップが市販のドラッグストアでも購入することが可能。
内服薬は、医師による診察、問診等の上、処方が必要な対象の医薬品となっております。
内服薬と外用薬はほぼ同じ成分です。
しかし、この薬の最大の特徴は、血液から有効成分を吸収します。
よって、内服薬でなければ意味がないという説明を記載しているクリニックもあります。
ミノキシジル内服薬は専門クリニックに相談?
保険適用の皮膚科では、残念ながら、保険適用外の医薬品は取り扱いがないケースがほとんどです。
だからといって、個人輸入をするのは、絶対にやめていただきたい。
その理由は、偽物や偽造などの問題が過去からずっと医薬品については、問題になっているからです。
ミノキシジル内服薬1日量は最大5㎎
1度にたくさんの量を服用、使用すれば早く発毛育毛、増毛を実感できるのか?
この答えについて解説していきます。
基本は処方量を遵守
処方による管理の上では、以下のように指示をされます。
1日1回又は分2(2回に分ける)と服用すること。
最大量は、男性は1日5㎎、女性は1日2.5㎎とする。
しかし、クリニックによっては、最大10㎎まで増量させて処方をしているケースもあります。
これは体格なども影響するとされています。
さらに、医薬品としても厚生労働省からの未承認治療薬です。
よって、厳密にルールが定められていないことが影響していると考えておくことも大切です。
過剰摂取は危険を伴う
ミノキシジルの最大の懸念は、副作用です。
最大量を守らずに服用をすると、人によっては副作用につながる可能性がありますので、注意が必要です。
ミノキシジル内服薬飲むタイミング
ミノキシジルの内服薬の効果を実感するためには何を注意するべきか?
私が専門クリニックで処方を受けた際には、医師監修のもと以下のような指示を受けました。
「毎日同じ時間に服用することが大切です」
決まった時間に服用する理由
なぜ同じ時間に服用するのか?
この答えは、体内での効果を一定のサイクルに仕上げておくため。
毎回バラバラの時間に飲むことは、基本的に体内の環境によっても効果の安定が難しい状態になってしまいます。
食前も食後も問いませんし、朝、昼、夕、寝る前も問いません。
しかし、自分が忘れないタイミングを決めることが大切です。
忘れた際には1日を完全にスルー?
飲み忘れということもあると思います。
しかし、この場合も決まった時間を軸に服用することが大切です。
飲み忘れたからと言って思い出した時間に服用をすると、その次の日までのサイクルがまた変わってしまいます。
よって、自分が管理を徹底していくのなら、同じ時間をつらぬくことが大切です。
ミノキシジル内服薬と外用薬併用と効果
ミノキシジルは、内服薬と外用薬があります。
中には、併用を促しているクリニックもありました。
しかし、この点は、過剰摂取につながるという見方があります。
先ほど申し上げた通り、基本的には副作用の発現率が増加するリスクがあるので、どちらか一方に決めることが大切。
ミノキシジル内服薬の副作用がやばい
ミノキシジルの副作用というのは、かなり心配の声が多い。
実際に多くのクリニックでも以下のような副作用の可能性について紹介しています。
- 多毛症
- 心拍数増加
- 動悸
- 息切れ
- 呼吸困難
- うっ血性心不全
- むくみ
- 太る
- 体重増加
- 性欲減退
- やる気の減退
- たちくらみ
- 初期脱毛
特に、動機や胸痛に関しては、医薬品安全性情報を公表し、現れた際には直ちに使用を中止する。
このように、厚生省時代の公式ページにも紹介されています。
初期脱毛については、他の薬でも経験した内容をご紹介しています。
怖すぎる若年男性の事例
他にもフィナステリド錠との併用をした若年男性において、出血性脳梗塞を発症した例も報告されています。
この男性は、生活の中で、喫煙も飲酒も習慣がありません。
この男性は、スポーツジムでウエイトトレーニング中に突然、頭痛と視野異常を自覚。
その後東部MRIで脳梗塞を指摘された。
血圧も正常、身長、体重も肥満ややせ型などになっていない。
つまりは、一般理学所見に特定の異常は認められていないのです。
こんな健康な人でも副作用によって、大きな病気になる可能性がある。
ミノキシジル服用前注意点|併用禁忌
利用してはいけない人
以下の方は利用してはいけない。
- 未成年者
- 高齢者
- 妊娠、授乳中の方
- 妊娠の予定がある方
- 心臓、肺、結果等循環器系に既往的や疾患のある方
- 血圧疾患のある方
- 腎臓、肝臓の異常がある方
このような人たちは、血管拡張の副作用により血圧が必要以上に低下する恐れがあるため、処方ができません。
併用禁忌
- ED治療薬
- 風邪薬(イブプロフェン)
- 偏頭痛治療薬(イミグラン)
- アルコール
併用注意
- 65歳以上の高齢の方
- 壮年性脱毛症以外の脱毛症(円形脱毛症等)
- 心臓、腎臓の疾患がある方
- 甲状腺機能障害(甲状腺機能低下、亢進症等)
- ミノキシジルの成分によるアレルギー症状を起こした経験がある人
- むくみがある人
- 家族、兄弟姉妹に壮年性脱毛症の人がいない人
- 高血圧、低血圧の人
個人輸入は絶対にやめておくべき
基本的には、副作用が心配される医薬品であること。
その上で、模造品や偽薬などもあると知っていながら、並行輸入などで節約をするというのは疑問が多い。
外用薬の場合では、かゆみ、発疹、フケ、接触性皮膚炎、皮膚の紅潮なども出てくる可能性があります。
さらには、適用部位のしびれ、痛み、目の痛みや耳鳴り、複数など一見すると風邪や他の関係を疑ってしまうような事例も多数報告されています。
自分の体の健康を第一とするなら、まずは専門クリニックの処方で試すことをおすすめします。