こんな悩みを抱えている人が増えています。
- ブラッシング後に髪が抜ける
- シャンプー後に手に髪の毛が絡みつく
- 排水口に髪の毛が溜まっている
- ソファや枕に朝起きた後に髪の毛が落ちている
- 洗面脱衣所でのドライヤーの後に髪の毛が床に落ちている
上記のような状態になっている人は、抜け毛、薄毛が進行している可能性もあります。
髪の毛にはヘアサイクルというのがあります。
ヘアサイクルの乱れが戻らない!薄毛の回復期間に多い誤解や注意点
今回の記事では、1日に抜ける髪の毛の本数目安と対処法について以下の目次で解説しています。
1日に抜ける髪の本数目安
抜け毛の原因
季節の変わり目は増える
抜け毛が多い=薄毛ではない
抜け毛の本数よりも質が大切
1日に抜ける髪の本数目安
1日に髪が抜ける本数目安は、100本。
うち、50本程度がシャンプー後の抜け毛。
頭部全体では、10万本の毛が存在します。
つまり、全体の0.1%程度が毎日生え変わりの流れの中で抜けているのです。
抜け毛の原因
- 食生活
- 睡眠不足
- ストレス
- 血行不良
- 運動不足
- 遺伝
- ピル
順にご紹介していきます。
食生活
10代のうちは、お腹もすきますし、食べる量も一気に増えたという声も多いです。
しかし、栄養の偏りにより、不足しがちな栄養素も心配です。
摂取しておくべき栄養は、和食を中心にしてくれたら非常に簡単に節約できます。
和食中心にシフト
髪に良い食生活を心がけるのは決して難しい事ではありません。
市販のスーパーやドラッグストアでも簡単に購入できる食材は数多く存在します。
代表的なのは、以下のような食材。
髪に良い食材 | 豊富に含まれる成分 |
納豆、豆腐等 | イソフラボンが豆腐に含まれている |
梅干し、するめ、チーズ等 | 亜鉛を豊富に含んでいる |
海藻類、野菜、果物 | ミネラルの中でもカリウムが豊富に含まれている |
髪は体の中で生成される。
つまりは、体の外側から必要な栄養を補充することが大切。
タンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、亜鉛など三大栄養素や五大栄養素のカテゴリーに入る食材が対象です。
決して特別な食材ではありません。
別に人気のサプリなどを買う必要はないのです。
ドラッグストアや近所のスーパーで購入してくれば大丈夫です。
おすすめできない食事
- ジャンクフード
- 塩分、油分の多いメニュー
- 塩分や油分は、年齢問わず体に負担を与えます。
揚げ物やラーメン、ファストフードやコンビニ弁当は手軽で美味しいです。
でも食べすぎると、血行を悪化させる可能性もあります。
適宜という表現がありますが、基本的には偏食にしないことが大切です。
髪の毛を早く伸ばす食べ物|本当に必要な栄養素と代表的な食材を徹底解説
睡眠不足
- 部活
- アルバイト
- 塾通い
高校生の日常の生活で欠かせないこともありますよね。
しかし、一方でスマホやゲームのやりすぎは自制できるはずです。
- 首や手首、手の指への負担が増加
- 血行不良の影響もあります。
結果的に睡眠時間は取れていると思っていても、睡眠の質を低下させていませんか?
美容の面でもしっかり寝ることはとても大切。
抜け毛の原因にも睡眠不足があります。
ストレス
ストレスはゼロということはできません。
コロナ禍で何もなくても自然と不自由な環境になっている時代。
しかし、ストレスは、薄毛だけでなく、さまざまな病気に関係します。
高血圧
コレステロール値上昇
つまりは、血管を収縮させたり血行障害に影響をあたえる。
ではどうすればいいのか?
自分の背負える量をきちんと把握することが大切。
何より、薄毛に対して気にしすぎないことが重要なのです。
血行不良
血液の循環が悪くなると下記のような弊害があります。
- 栄養や酸素が細胞に届かなくなる
貧血を経験している方はよくわかると思います。
頭がボーッとする、集中できないなどの影響も与えます。
つまりは、血行が悪くなることは髪だけでなく、体全体に対して老化を早めるきっかけにもつながります。
ではどうすればいいのか?
運動をする
10代の間はまだ高校に自転車で通学している男女も多いです。
通学だけでなく、部活動で運動部に所属をしている人はさらに体を動かしています。
こういう環境の人が薄毛に悩むなら、栄養や睡眠の質、ストレスの方が重要です。
しかし、帰宅部や引きこもりに近い生活を送っている人は、せめて体をきちんと動かすようにする。
これも大切な体の健康管理方法です。
頭皮環境を整える
頭皮は手と同じくらい日常の生活で露出をしている。
簡単に言えば、紫外線の影響も受けやすい環境になっています。
さらに、毛穴に汚れがつまれば、毛嚢炎などの膿が溜まる症状もあります。
まずは洗顔や体を洗うのと同じようにきちんと汚れを落とし、清潔な状態を保つことが大切。
過剰なヘアケアは逆効果
薄毛について悩む人の多くは、なぜか脂に過剰反応します。
ひと昔前のニキビケアと同じことが起こっています。
以下のような表現は嘘も多いので注意が必要です。
- 2~3分洗う
- 泡立てる
- すすぎは3分以上
こんなことを「数毛の相談を受けた」みたいな自作自演者が紹介しているのでご注意ください。
なぜ嘘と言えるのか?
では美容院の洗髪はどうでしょうか?
- シャンプーはかなりの量を利用します。
- シャンプーを手の上で泡立ててお客さんの頭なんて洗いません。
これらは、基本的に水圧がどの程度なのかによって大きく異なります。
つまりは、家庭のシャワーヘッドの種類や水圧により必要なシャンプーの量も時間も異なります。
正直、嘘ばかりのシャンプーや通販商品宣伝記事がコロナ禍で増えてきていますのでご注意ください。
シャンプーは自分に合うものを探す
シャンプーは市販で十分です。
実際に、頭皮に優しいと言われても、その人によって環境は異なります。
頭皮環境を整える天然成分?
全ての商品になぜ同じように入っていないことに疑問を持つことの方が大切です。
高いシャンプーは効果がある?
これも嘘です。
2021年に返金保証とアミノ酸系シャプーで宣伝が過激になっているのが、haru黒髪スカルプシャンプー。
実際には?
haru黒髪スカルプシャンプーレビュー|効果は嘘ばかり?使っているのは写真だけ?
こんなアフィリエイトもどきのような宣伝に騙されてはいけない。
エレンス2001口コミ|髪の毛を早く伸ばすシャンプーの選び方
パーマやカラー
高校生の間にオシャレを楽しみたい!
こういう人がパーマやヘアカラーを楽しむのは決して悪いことではありません。
しかし、似合う方法の前に髪のダメージには配慮することが大切。
長く使いたいなら、上手にカラー剤やパーマの種類も自分に合う方法を探すことが大切です。
他にもタオルドライ等の乾かし方も正しい方法を身につけることが大切です。
季節の変わり目は増える
1日に抜ける本数は、50本から100本。
しかし、この数字が極端に多くなる時期があります。
例えば、
- 妊娠、出産、産後によるホルモンバランスの乱れ
- ピルの使用
などが女性特有の悩み。
他にも、季節の変わり目は抜け毛が増えます。
なぜか?
季節が変わると以下の変化があります。
- 食材の変化
- 気温、気候の変化
- 衣類の変化
さまざまな変化を必要とします。
この状況に人間の身体が順応するためにホルモンバランスが変わります。
よって、2週間から3週間程度の間、一時的に抜け毛が増えることがあります。
しかし、この変化は一時的で、2ヶ月も3ヶ月もかかる場合は、別の要因が関係している可能性が高いです。
抜け毛の大半は洗髪時である
自分の髪の抜ける量は多いの?まだ大丈夫なの?
この答えを見極めるポイントは、いくつかあります。
まず抜ける環境ですが、
- お風呂のシャンプー後が大半である。
この前提で自分の私生活を見つめ直すことが大切。
髪が正常に成長する方には、以下のような抜け毛はほとんどわかりません。
- 朝起きた時の枕
- ソファ
- 床
- ブラッシング後のブラシ
- 衣類
上記のような場所に髪が絡んでいるということはほとんどありません。
抜け毛が多い=薄毛ではない
- 自分の髪が減っているのか?
- 髪のボリュームダウンはしているのか?
- フケやあかゆみ、べたつきはあるのか?
- 頭皮や地肌が透けるようになった?
- 頭頂部(つむじ周辺)や生え際(こめかみ付近)が集中的に薄くなっている?
上記のような特徴があるのかを確認しましょう。
側頭部、後頭部の場合は、円形脱毛症の可能性もあります。
抜け毛の本数よりも質が大切
- 髪が抜けても全く毛量が減らない
- 髪が太い
抜けても外見的にはほとんど変わらないという人もいます。
私の奥さんもそのタイプです。
髪が抜ける状態のその後
- 薄くなってきた気がする
- ぺたんこになってきた
- 髪が細くなってきた気がする
こんな人は要注意です。