薄毛や抜け毛の悩みは、男性に多いものです。
薄毛の原因は遺伝や生活習慣などさまざまです。
喫煙も薄毛のリスクを高める原因のひとつと言われています。
しかし、喫煙を継続しているのに、禿げない人もたくさんいますよね。
今回の記事では、
- 喫煙のリスク
- 禿げない人の特徴
- 喫煙を辞めたくない方へ
という3つでお届けします。
喫煙のリスク
喫煙は、薄毛のリスクを高める以下の3つの原因があります。
頭皮の血行不良
タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させる作用があります。
そのため、頭皮の血行が悪くなります。
血行が悪くなると、毛根に十分な栄養が行き渡らなくなります。
つまり、髪の毛の成長が妨げられます。
脱毛ホルモンの増加
タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は、男性ホルモンの一種であるDHTの分泌を促進します。
DHTは、頭皮の毛根にダメージを与え、抜け毛を促進する作用があります。
ビタミンCの消費
タバコに含まれるニコチンは、ビタミンCを消費する作用があります。
ビタミンCは、コラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。
コラーゲンは、髪の毛のハリやコシを保つために重要な役割を果たしています。
そのため、ビタミンCが不足すると、髪の毛のハリやコシが失われます。
抜け毛しやすくなります。
喫煙しても禿げない人もいる
喫煙は薄毛のリスクを高めると言われています。
しかし、喫煙していても禿げない人もいます。
これは、遺伝や生活習慣などの影響によると考えられています。
つまり、禿げたくない=必ず禁煙をしなければ治らないというのは、疑問があります。
喫煙をやめたい・やめられない方へ
喫煙をやめることは、薄毛のリスクを減らすための最も効果的な方法です。
しかし、喫煙をやめるのは簡単ではありません。
喫煙をやめたい・やめられない方は、以下の方法を試してみてください。
- まずは、減煙から始める
いきなり禁煙するのは難しいので、まずは1日10本吸っていたなら5本、5本なら3本など、徐々に減煙していきましょう。
禁煙補助薬を利用する
禁煙補助薬には、ニコチンパッチやニコチンガムなどがあります。
ニコチンパッチやニコチンガムは、ニコチンを皮膚や口腔粘膜から吸収することで、禁煙時のイライラや禁断症状を和らげてくれます。
禁煙外来を受診する
禁煙外来では、医師や看護師から禁煙に関する指導を受けることができます。
また、禁煙補助薬を処方してもらうこともできます。