- 最近シャンプー後の抜け毛が増えた気がする
- 中学生高校生の時期にこんなに抜けて大丈夫?
抜け毛が多くなると、自分の将来が不安になる。
抜け毛の悩み関連記事。
今回の記事では、中学生高校生で抜け毛が急に増えたと感じる方向けの原因と対処法をご紹介しています。
髪の毛が異常に抜ける原因
抜け毛には、2つの種類があります。
自然脱毛と異常脱毛です。
順にご紹介します。
自然脱毛
自然脱毛とは、正常なヘアサイクルの一環。
休止期を迎えた髪の毛がブラッシングやシャンプーなどの刺激によって、1日50~100本程度抜け落ちること。
シャンプーの時にある程度抜けることは悪いことではありません。
異常脱毛
異常脱毛とは、ヘアサイクルが乱れた時の脱毛の総称です。
髪の毛の成長期が短くなります。
抜けた髪の毛は、育ち切らない短い状態も目立つようになります。
- 抜ける本数が増える
- 抜けた髪の毛が細い
- ハリやコシがない、弱い髪の毛が多い
- 毛根の色が全体的に白い
- 毛根の形がとがっている(くびれがない)
上記のような症状が当てはまる場合は、異常脱毛の可能性があります。
抜け毛が増える原因
抜け毛が増えてしまうのは、生活習慣による影響も大きいです。
学生時代には、部活、バイト、人間関係などストレスだけでなく、生活習慣が乱れやすくなる要素がたくさんあります。
まずは見直すべきポイントを整理しましょう。
加齢
成長期から成熟期になるまでにも頭皮は徐々に老化します。
老化に伴い、頭皮は血行が悪くなることで硬くなっていきます。
つまり、髪の毛や頭皮に十分な栄養が届きにくくなります。
結果的に、ヘアサイクルが乱れやすくなり、髪の毛が細くなり、抜けやすくなります。
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れとは、睡眠時間、食生活、運動、喫煙、飲酒などが原因となって引き起こされる病気の総称です。
中でも一般的に多いのが、糖尿病や脂質異常症(高脂血症)、高血圧、肥満症などの疾患です。
過度なストレス
- 部活の上下関係
- 先生や生徒同士の人間関係
- 塾や習いごとでの順位に対する不満
- 親、兄妹、家族間のトラブル
- 受験ストレス
など人間関係によるストレスも多くなります。
過度なストレスは、自律神経の乱れに関係します。
ストレスで髪の毛が抜ける中学生高校生が増加!若はげの原因と対処法
自律神経が乱れることで、副交感神経が優位になると、身体が緊張状態になってしまいます。
皮脂腺や汗腺が活発になることで、頭皮環境が悪化。
血管収縮によって、血流も悪化。
結果的に、抜け毛が増える環境になります。
その人の生活習慣だけでなく、心理的要因も関係していると言われているため、上手なストレス解消法を見つけることが大切です。
局所的なストレスが原因で抜ける症状には、円形脱毛症があります。
整髪剤の使い過ぎ
ヘアスタイルやカラー、パーマ等オシャレを楽しむことは悪いことではありません。
しかし、髪の毛に負担をかけるようなセットや整髪剤の使用には注意が必要です。
頭皮や毛髪のダメージは蓄積します。
男女問わず、髪の毛を束ねるヘアスタイルを継続することで、牽引性脱毛症という症状になる方もいます。
県院生脱毛症とは、過度に頭皮や髪をひっぱることで、負担に耐えられない髪の毛が抜けてしまう状態です。
整髪剤もワックスやスプレーを使用することは問題ありませんが、つけたまま寝てしまうとかシャンプーによるケア不足は注意が必要です。
紫外線や外的刺激
紫外線によるダメージとは、頭皮の老化は紫外線による光老化が大半の原因と言われています。
頭皮は肌の2倍近くの紫外線を浴びています。
頭皮に紫外線が多くあたることで、頭皮が老化し、薄毛や白髪、抜け毛といった症状に関係します。
【紫外線を受けた時の髪の変化】
- 頭皮の乾燥や炎症による抜け毛や薄毛
- アミノ酸が結合したケラチンというたんぱく質が酸化することによるダメージ
- 汗をかいて濡れている状態に紫外線を受けることによる髪の色の褐色。
等があります。
間違った頭皮ケア
間違った頭皮ケアには、以下のような内容があります。
- 爪を立てて洗っている
- 洗浄力の強いシャンプー剤やスカルプシャンプーを使用している
- シャンプーのすすぎ残しがある
などがあります。
頭皮を念入りに洗おうとしたせいで、かえって、必要以上に皮脂を取り除くことで、皮脂の過剰分泌が起こることがあります。
AGA(男性型脱毛症)
成人男性の主な原因と言われているAGA.
AGAの主な原因は、男性ホルモン。
男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が増加することで、ヘアサイクルを乱すと言われています。
DHTは、テストステロンと5αリダクターゼの酵素結合によって生成された男性ホルモンです。
進行型のため、自然に治ることを期待しないほうがよいといわれています。
しかし、AGAであるという診断は、問診票のチェックリストで可能性が高いといわれたり、遺伝子検査を受ける等をしても、検査結果の確率が高いとはいえないのが現場経験からの助言です。
つまり、検査結果の判定が間違っている可能性もあります。
【毛髪ホルモン測定はキットがある】
毛髪のホルモン検査は、郵送で行える検査もあります。
遺伝子検査は、DHCなどでも販売されています。
しかし、信ぴょう性が高いとは言えないのが現実だと思いますので、無駄なお金にするのが怖い方にはおすすめしません。
むしろ、紫外線カットのために、帽子や日焼け止めを購入するほうがおすすめです。
抜け毛の予防策【対策】
中学生高校生など自分一人ではいろいろな施術やクリニックの受診が困難な方にもできる方法をご紹介します。
生活習慣を見直す
一つひとつを見直すのは大変ですね。
しかし、以下の点は注意をすることで改善が可能な方は取り組んでいただきたいです。
- 睡眠時間は、1日最低6時間以上を確保する
- 食事は、1日3回バランスよく食べる
- 運動不足は、ウォーキングだけでなく、自転車を使うことでも解消できます。
頭皮の血流を改善する
頭皮マッサージはセルフでも可能です。
揉みほぐしを行うことで、頭皮の血行不良が改善し、血流が良くなります。
マッサージを行うことで、頭皮や毛髪に必要な栄養が届きやすくなります。
頭皮が柔らかくなるお風呂上りなどに実践することをおすすめします。
シャンプーの使い方を見直す
男性はロン毛などでなければ、1プッシュも必要ありません。
1回に出る量の半分程度でもすすぎがしっかりできている状態なら、十分洗えます。
更に、シャンプー後のすすぎを丁寧に行い、お風呂上りにはすぐにタオルドライとドライヤーで乾かすようにしましょう。
無料カウンセリングは後回し
AGA専門クリニックでは、無料の診察カウンセリングを実施していますが、ただより高いものはないと思ったほうが良いです。
内服薬、外用薬、注入薬、植毛どれをとっても高いです。
結果が保証されているわけでもありませんし、返金保証は実際に自分の体感ではなく、クリニック基準の判断です。
まずは自分で出来るケアから取り組んでみましょう。
学生時代の抜け毛が多い人はどうする?
何から始めればいいのかわからない方は、生活習慣の見直しから始めましょう。
ストレスがヤバい!という方は、自分の悩みを打ち明けることができる相手を見つけましょう。
女性の場合は、妊娠、出産、産後によるホルモンバランスの乱れが原因となることもあります。
季節的な変化もありますか?
夏の髪のダメージが蓄積したことで、秋冬に抜け毛が増えることはあります。
冬から春にかけては、花粉や乾燥による影響を受けることもあります。
つまり、1年中、季節による影響を受ける可能性はあるのです。
結果的に、10代の抜け毛の原因は生活習慣にある可能性も高いのです。
髪の毛に良い食べ物は?
髪の毛に良いということを考えるよりも、パランスの良い食事を心がけることが大切です。
- タンパク質(アミノ酸)
- 亜鉛
- ビタミンA
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ビタミンE
- イソフラボン