- 女性の抜毛症の人が植毛を受けて治るのかな?
- 生え際やM字、前頭部への植毛はできるの?
- 前頭部から頭頂部にかけて分け目が気になる。
- 抜毛症への植毛の症例が多いクリニックはどこ?
- 20代30代の若い世代でも植毛をする人は多いのかな?
こんな悩みを解消します。
植毛治療として、東京、大阪に展開する紀尾井町クリニックでは数多くの症例が紹介されています。
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今回の記事では、抜毛症の女性の薄毛と植毛の相性についてご紹介します。
植毛とは
植毛には、大きく分けて2つのやり方があります。
- 人工植毛
- 自毛植毛
順にご紹介していきます。
人工植毛
人工植毛とは、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維でできた人工毛を使用します。
植毛針という特殊な針を用いて頭皮に埋め込む手術のこと。
【メリット】
- 手術後の増毛の実感が早い
【デメリット】
- 異物を埋め込むため、拒絶反応などの副作用が出る可能性がある。
- 抜け落ちてしまう可能性もあります
自毛植毛
自毛植毛とは、自分の髪を薄毛の部分に移植する方法。
皮膚ごと移植を行うFUT法(別名:ストリップ法)
小さなパンチで移植株をくりぬくFUE法(別名:ダイレクト法)
植毛心を用いて穴あけと植え込みを同時に行うCHOI法(ニードル法)
メスを使用しないロボットが行う施術方法であるARTAS植毛
専用のドリスで毛根を採取。冷却保存後そのまま新鮮な毛根を植え付けるスマートグラフト。
【メリット】
- AGAに有効(ジヒドロテストステロンの影響を受けない)
- 目で見てわかる
- 移植による拒絶反応が出にくい
- 毛根が消失した部分でも施術は可能
- 日本皮膚科学会脱毛症診療ガイドラインでも行うよう勧めるBランクで推奨されている
【デメリット】
- AGA治療薬の継続は必須
- 合併症として、皮膚炎などの症状が起こる可能性がある
- 傷跡が残る(メスを使うため、傷は隠せない)
- 移植する際に切除した部位は一生髪の毛が生えない
- 生着しない可能性もあります
- 費用が高額になりやすい
女性の抜毛症と自毛植毛の相性
抜毛症とは
抜毛症とは、自分自身の髪の毛を抜くことを繰り返してしまうことで、毛髪が喪失すること。
抜毛症の症状
- 美容以外の理由で毛髪を繰り返し引っ張ったり、非絹泰利する
- 頭皮に限らず、眉、瞼からの抜毛もある。
抜毛の症状は、思春期の直前または直後に始まり、抜毛症の成人の約90%が女性であることが特徴。
抜毛症の原因
抜毛症野原因は、ストレスだと考えられている。
ストレスを我慢することで、逃避するために抜毛行為が始まることがあります。
【抜毛症になる人の特徴】
- おとなしい
- 聞き分けの良い人
などが多いです。
きっかけとしては、不安な気持ちや退屈な状況が引き金になることがあります。
抜毛症の治療法
抜毛症の根本的な解消法は、抜毛を認知することにとストレスを取り除くことが大切です。
方法としては、
- 心理療法
- 認知行動療法
- 薬物療法
等があります。
具体的には、心療内科に通って、抗うつ剤を服用するなどの方法があります。
抜毛症は植毛で治るのか?
認知行動療法によって、正しい行動を認識させて、間違った行動を減らしていかない状態で、いきなり植毛を受けるべきか?
抜毛症の患者様の場合は、特定のストレスが生じた時に抜毛症が発生することがあります。
具体的には、子育て中の母親が子供の癇癪等を目の前にしたり、聞き分けが悪いという時に強いストレスを感じてしまう人もいます。
こうした時にも、別の行動をするように訓練をするのが、抜毛症の治療法の一つです。
ストレスがおきた時の対処法を知らずに、いきなり植毛の専門クリニックに相談しても、精神疾患領域の治療は行ってくれません。
結果、高額な費用を払ったことが次のストレスの引き金にならないのかをよく考えてから行動するようにしましょう。
家族がいる場合は、家族に自分の今の悩みを打ち明けるなど周囲の協力を得ることから始めましょう。