- 髪の毛に必要な栄養素って何?
- ビタミンが不足すると髪の毛はどうなるの?
- 抜け毛や薄毛に効果のある食べ物が知りたい!
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当サイト内の記事は、医療機関にて15年以上在籍し、発毛育毛分野にも携わってきた担当者が全てを執筆しております。
今回の記事では、ビタミンと髪の毛の関係について、以下の目次で解説しています。
ビタミンb群とは?種類や効果
ビタミンb群と髪の毛の関係
髪の毛に必要なビタミン摂取方法
ビタミンb以外に髪に必要な栄養素
ビタミンb群とは?種類や効果
ビタミンB群は、人間のエネルギー産生に欠かせない栄養素。
種類
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ナイアシン
- パントテン酸
- ビオチン
- ビタミンB12
- 葉酸
働き
ビタミンB群は、代謝ビタミンと呼ばれています。
つまり、エネルギーをつくるために必須の酵素。
種類 | 働き |
B1 | アルコールの代謝 脳の働きを正常に保つ 神経の働きを正常に保つ |
B2 | 脂質をエネルギーに変換 過酸化脂質の分解 脳と肝臓の働きをサポート 皮膚や粘膜の代謝をサポート(成長促進) |
ナイアシン | エネルギー産生 神経、副腎皮質の機能を正常に保つ 皮膚や毛根に栄養を与える |
B6 | タンパクの合成や造血作用 脳の働きを正常に保つ 抗アレルギー作用 神経伝達物質の生成 脂質の抗酸化作用 |
ビタミンB12と葉酸 | 神経を守る ヘモグロビン、赤血球の合成造血作用 タンパク質の代謝 脳の発育 |
ビオチン | 皮膚の健康を保つ 筋肉痛緩和 薄毛予防 白髪予防 |
不足すると?
ビタミンが不足すると以下のような症状が起こりやすくなります。
- 肩こり
- 筋肉痛
- 食欲不振
- 記憶力減退
- 集中力低下
- 神経炎
- 肝機能低下
- 疲れ目、充血
- 口内炎、口角炎、舌炎
- イライラする、不安、うつ
- 頭痛
- めまい
- かゆみ
- 浮腫性湿疹など皮膚炎
- 虫歯
- 下痢や便秘
- 学習能力の低下、
- 無気力、肌のむくみ
などさまざまな悪影響が考えられます。
ビタミンb群と髪の毛の関係
ビタミンb群は育毛の効果は期待されます。
皮脂との関係
不足すると、抜け毛の原因となる皮脂の過剰分泌の原因につながります。
ビタミンB2とB6。
この2つはおさえておきましょう。
髪の毛に必要なビタミン摂取方法
ビタミンB2が豊富な食材
- レバー
- うなぎ
- 卵
- 納豆
- 緑黄色野菜
- 乳製品
1日摂取量目安
男性 | 女性 | |
18歳~74歳 | 1.2~1.3㎎ | 1.0㎎ |
75歳以上 | 1.1㎎ | 0.9㎎ |
ビタミンb2不足の目安
以下のような症状があれば、注意が必要です。
- 脂漏性皮膚炎
- 角膜炎
- 口内炎
等の症状があれば、注意する必要があります。
ビタミンB6が豊富な食材
- 魚介類
- バナナ
- レバー
- にんにく
- 鶏肉
1日摂取量目安
男性 | 女性 | |
18歳~74歳 | 1.1㎎ | 1.0㎎ |
75歳以上 | 1.1㎎ | 1.0㎎ |
ビタミンb6不足の目安
以下のような症状があれば要注意。
- 口内炎
- 皮膚亜鉛
- 貧血
- リンパ球減少症
- 鬱状態
- 脳波異常
- 痙攣発作
造血作用がうまく働かないことで、貧血になることもあります。
神経障害の影響によるしびれや知覚異常の症状も現れます。
ビタミンb以外に髪に必要な栄養素
頭髪は、ケラチンというたんぱく質で作られています。
つまり、ビタミンを摂取するだけでなく、タンパク質を摂取することも大切です。
しかし、過剰な摂取は推奨されていません。
ビタミンを摂取する際は、以下の種類を意識しましょう。
- 水溶性ビタミン
- 脂溶性ビタミン
それぞれ解説していきます。
水溶性ビタミン
以下のような特徴があります。
- 水に溶けやすい
- 熱に弱い
- 過剰摂取の心配が少ない
対象は、
- B1、B2、B6、B12、パントテン酸、ナイアシン、ビオチン、葉酸)、ビタミンC
脂溶性ビタミン
以下のような特徴があります。
- 水に溶けない
- 脂に溶けやすい
- 熱に強い
- 取りすぎには過剰症を引き起こす
対象は、
- ビタミンA、D、E、K
育毛剤や注入療法を受ける前に
- 頭皮環境が心配
- フケが出る
- かゆみがある
- 赤くなっていると言われたことがある
上記のような心配がある人は、安易に育毛剤などを購入しない方が無難です。
なぜか?
身体の内側でも栄養素が不足している状態であれば、まずは食べ物から栄養を取り込むことを優先しましょう。
あくまで育毛剤などは補助。
現状の頭皮環境が整っていない状態では効果が発揮されにくいからです。
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疑問が残ることが多いのです。
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