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こんな悩みお持ちの方は、要注意。
今回の記事では、角栓という存在について、解説していきます。
角栓とは?
角栓ができる原因
角栓があるデメリット
頭皮の角栓予防方法
角栓の除去方法と注意点
順に解説していきます。
角栓とは?
まずは角栓について知っていきましょう。
角栓とは、人のターンオーバーによって排出される角質(垢)です。
角栓の発生メカニズム
- ターンオーバー(新陳代謝)により角質(垢)が排出される
- ターンオーバーが乱れる
- 排出されるはずの角質が溜まる
- 溜まった角質に皮脂が付着する
- 毛穴の中で固まったものが毛穴に栓をする
これが角栓です。
角栓ができる原因
角栓ができる原因は、主に2つあります。
- 角質の排出が正常に機能しない
- 皮脂の過剰分泌
順に解説していきます。
角質が正常に分泌されない
主な原因 | 起こっていること |
頭皮の乾燥 | 乾燥した状態を保湿するために皮脂が分泌されてしまう |
摩擦 | 角栓を除去するためにゴシゴシ頭皮を擦ってしまう 毛穴が開くことで角質や皮脂が溜まりやすくなる |
食生活の乱れ | 脂質、糖分の多い食事 偏った食事による皮脂の過剰分泌 |
洗髪をしないままの就寝 | 汚れが溜まった状態が続くことで角質の排出が遅れる |
角栓があるデメリット
角質があるとどんなデメリットがあるのかを解説していきます。
- ターンオーバーの乱れ
- 頭皮トラブルの原因
順にご紹介していきます。
ターンオーバーの乱れ
- 正常に角質が排出できない
- 皮脂の過剰分泌
- 頭皮や髪がベタつく状態になる
- 角栓によって頭皮の常在菌が増加
- 頭皮のニオイの原因になる(頭皮臭)
頭皮トラブルの原因
- 角栓が頭皮の毛穴を塞ぐ
- 本来体外に排出される皮脂が毛穴につまる
これがニキビです。
毛穴の詰まりが、頭皮の血不良(悪化)の原因にもつながります。
つまりは、薄毛、抜け毛の原因になるのです。
頭皮の角栓予防方法
角栓をつくらないようにするためには何が必要なのか?
- 生活習慣の見直し
- 正しいヘアケア
- 保湿をする
順に解説していきます。
生活習慣の改善
生活習慣を見直すポイントは、以下の点が大切です。
- ストレスを溜めない
- 定期的に運動する
- 過度な飲酒や喫煙をさける
つまりは、血流悪化の原因を防止することが大切です。
正しいヘアケア
頭皮をケアする際には、基本的には以下の流れで実践しましょう。
- 頭皮をブラッシングする
- すすぎを丁寧に行う(時間は2~3分、お湯の温度は38~40度以下)
- シャンプーは指の腹でマッサージしながら泡立てる
- シャンプー後のすすぎをきちんと行う
- お風呂上りには、タオルドライとドライヤーで速やかに乾かす
自然乾燥をしたり、泡立ちが悪い状態で追いシャンプーをするのは厳禁です。
保湿をする
保湿をするというのは、乾燥が気になる方向けの対策方法。
そもそも乾燥が気になる方は、皮脂を落としすぎている可能性もあります。
角栓の除去方法と注意点
角栓を落とすことに必死になってしまうと、過剰なケアになってしまうことも多いです。
注意点1.毛穴を開く
頭皮のケアをしたい方は、毛穴を開くための方法を感がることも有効です。
例えば、
- ホットタオルで自分の髪を包み込む
- すすぎを行う
このようなステップを入れることで、一時的に毛穴が開きやすくなります。
注意点2.クレンジング
女性は特に、メイク落とし等で利用する人は多いです。
いかし、乾燥肌の方は要注意。
クレンジングにより乾燥してしまうからです。
乾燥することで皮脂が分泌されやすい。
これは角栓ができやすくなる状況になります。
乾燥が気になる人は、ゲル・クリームを活用するようにしましょう。
注意点3.洗髪回数
1日に朝と晩の2回のケアをしようとする人は間違い。
なぜか?
特に朝シャンは、必要な皮脂まで落としてしまう可能性があります。
シャンプーは1日1回です。
その1回できちんとしたヘアケアを行うほうが重要です。
角栓ケアアイテムの選び方
角栓を防ぐ上で重要なのは、水流を使った汚れを落とす方法に注目すること。
シャンプーやオイルなどに依存しない。
自然に落とすことを目的に考えましょう。
ハイドラフェイシャル
ハイドラフェイシャルは、顔用の渦巻き水流。
肌表面、毛穴の奥の呼ぶな皮脂、角栓を吸引しながら洗浄、除去を行う方法。
生え際の汚れが気になる方にはおすすめです。
発毛サロンでのヘッドスパ
お試し体験も多くなっている発毛サロンや育毛サロン。
頭皮がスッキリするってどういう状態なのだろう?
この答えを一度体験することも大切です。
自分が感じていたスッキリ感はもしかしたら乾燥状態なのかも?
こんな不安があれば、最寄りの発毛サロンを探しましょう。