- 中学生、高校生、大学生の10代からはげてきた気がする
- 最近抜け毛が多くなった
- 薄くなってきてない?と親や兄妹から心配された
「でも成人になっていない段階でどこに相談ができるの?」
若くても薄毛や抜け毛に悩む男女は多くなっています。
特に10代から20代前半の学生がクリニックを受診したくても薬を使えないという悩みも多くなっているように見えます。
今回の記事では、AGAや薄毛治療は何歳から?いつからどんなことを始めるべきか?を以下の目次で解説しています。
AGAとは?
AGAの確率は?
AGA治療の年齢制限
20代以降のAGA治療効果なしの経過
AGAと年齢に多いよくある悩み
AGAとは?
AGAとは、Androjenetic Alopeciaの略。
男性ホルモン型脱毛症(別名:男性型脱毛症)のこと。
年齢的な特徴
年齢が何歳以上という事ではありません。
一度発症すると進行を続ける。
生え際、つむじ周辺(頭頂部)いずれか、または同時に進行するのが特徴。
AGAの確率は?
徐々に進行していきます。
- 枕元の抜け毛が多くなってきた
- 髪を乾かしたりする時の抜け毛が増えた気がする
- 髪の毛が細くなってきた気がする
- 頭頂部や生え際が薄くなってきた気がする
徐々に抜けていくからこそ、うすくなってきたと感じる人は多いのです。
20代から30代にかけては、
- 20~29歳で発症率6%
- 30~39歳で発症率12%
上記のデータはこの数字を表しております。
AGAの進行パターン
生え際の後退が特徴のU字型
おでこが全体的に薄くなっていくタイプで進行すると、U字のように側頭部と後頭部だけ残るような状態になります。
こめかみからはげてきたらM字型
左右のこめかみ周辺を中心に薄毛が進行するのが特徴。
頭頂部を残して徐々に進行することがU字との違い。
てっぺんはげが特徴のO字型
頭頂部であるつむじ周辺から徐々に円を描くように薄くなっていくのが特徴。
進行すると、側頭部と後頭部だけの毛が残る。
M字,O字,U字のいずれの場合でもセルフチェックを行う事でAGAである可能性は指摘されている。
- 髪のボリュームが低下した
- 抜け毛が増えた気がする
- シャンプーやブラッシング後に髪の毛が落ちていることに気が付くことが増えた
- 朝起きた時に枕に髪の毛がついていることがある
- ソファやリビングでも髪の毛が抜けていることがある
- シャンプー後に排水溝に髪が溜まっている事が増えた
- 脂っこいものが好きだ
- 髪質が変わった(ハリやコシがなくなってきた)
- 父母、祖父母を含めて遺伝的な可能性はある
このような問診が実際に医療現場でも初期症状との照らし合わせで記入する機会があります。
若ハゲの原因というのは、AGAの原因と同じです。
日本人男性の3人に1人は発症するとも言われている。
抜け毛の初期症状を発見することがおおいのが20代から30代後半までの世代を中心と言われています。
遺伝的要因
両親又は祖父母の家系の中で髪が薄かった。
この場合は遺伝の可能性も考えられます。
具体的には、
- 5αリダクターゼの活性度
- 男性ホルモンレセプター(受容体)の感受性
上記の2つの条件が重要とされています。
男性女性を問いません。
抜け毛の主な原因は男性ホルモンによる影響と言われています。
遺伝子検査なども発達していますが、やはり体質的に該当するというケースがこのパターン。
AGA治療の年齢制限
AGA治療を受けたいけど「何歳から?」について解説していきます。
AGA治療は20歳成人が条件
AGA治療は、原則20歳以上を対象としています。
なぜか?
小学生、中学生、高校生くらいの成長では以下のような変化が起こっています。
- 脳にある視床下部と下垂体が思春期を始動
- 視床下部から黄体形成ホルモン放出ホルモンが分泌
- 黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンを分泌
- 黄体形成ホルモンによって、精巣にテストステロンを生成させる。
- 卵胞刺激ホルモンおよびテストステロンは精巣に精子をつくらせる
よって、未成年には処方することができません。
薬以外の方法で薄毛を予防したい人はどうすればいい?
この答えが非常に重要になります。
AGAクリニックよりもサロンがおすすめの理由
理由はとても簡単です。
そもそも薄毛、抜け毛があっても必ずAGAとは限らないから。
その証拠に、AGAの人の9割以上が改善。
このように案内をしている状況の中、AGA治療が10年以上行われているのに、薄毛に悩む人はふえていませんか?
そして、副作用や効果なし、効かないと悩んだ人には、
「AGA以外が原因の可能性がありますね」
こんな説明を受けてしまったら、それまでの薬代や治療費は?
結果的に、泣き寝入りになっているのと同じという部分もあります。
だからこそ、自分の生活改善は必須。
- 食事のコントロール
- 規則正しい生活
- ストレス対策
上記のような内容をAGAクリニックで細かく指導してくれる環境はほとんどありません。
しかし、サロンは違います。
薬を使えません。
サプリメント等独自の開発で改善させる努力しかできません。
それでも、医療機関ではやっていないヘッドスパなど頭皮ケアを提供している。
これにより脂漏性脱毛症などフケやかゆみ、皮脂が原因となっている人は解消されている。
「別にAGA治療を受けなくてもハゲが治った。」
このような人たちは、そもそもAGAではなかったと言えるのです。
AGAクリニックを訪ねるタイミング
もし本格的にAGA治療をスタートするタイミングを悩んでいるなら?
この答えは、自分でできる対処法を全て1年実践してダメだった時。
これがわかりやすい考え方だと思います。
AGAだけが原因ではありません。
この答えを最近はクリニックも多くがコラム等で書いています。
そもそも薄毛を原因を治療開始までに特定していない。
これが大きな誤解を招く原因になっているのではないでしょうか?
あくまで医療機関でも「可能性」なのです。
20代以降のAGA治療効果なしの経過
サロンとクリニックの違いが進行や予防の差になるのか?
この点は違います。
治療実績はAGAか以外かだけ
サロンでもクリニックでも効果のあった人の実績は多数紹介されています。
- 喫煙の習慣あり
- 飲酒の習慣あり
- 睡眠は6時間以内
- 遺伝の可能性もあり
- 頭頂部や生え際が薄い
- オリジナル発毛薬や外用薬処方
このようにいろいろな違いがあります。
さらに、むくみや動悸、肝機能障害、リビドー減退など副作用を容認しているのかどうかも違います。
AGAと年齢に多いよくある悩み
AGA治療は10代ではできないのか?
この答えは正解です。
フィナステリド錠、デュタステリド錠などは男性ホルモンの抑制効果。
つまっりは、未成年者への処方はできません。
18歳以上はミノキシジル配合の発毛剤対策は可能です。
でもこの成分に抜け毛予防の可能性は高くありません。
AGA治療を何歳から始めるべきか?
AGAの進行のピークは、40代と言われています。
40代を過ぎると、完成形と言われています。
50代60代になって、男性型更年期などの経験がある人は、反対にテストステロンを増やそうと努力しています。
テストステロンを増やす下半身とレーニング|やる気を回復させる方法
安易に何歳でも治療可能と過信すると、かえって、性欲減退ややる気が出ない、勃起不全等の違う悩みが出てくる可能性もありますので注意が必要です。
AGA治療は継続が必須って本当?
AGA治療を行うクリニックはなぜこんなにふえたのか?
この背景にも関係します。
結局、効果を持続するためには、飲み続ける必要があります。
これは、製薬会社のホームページ等でも記載がある。
結果的に、薬の種類や処方料を変更することはあっても、飲まない、やめる、やめたいを実現するのはハードルが高い。
つまりは、通い続けなければいけない人を増やすことになります。
これは切ないですよね。
だったら、違う方法で自分で治すための方法をサロン等に通って学ぶ方が近道です。
自分の家のヘアケアだけで大丈夫?
勘違いが多いのが、シャンプーなどへの過信です。
シャンプー1つですべての人の髪が治ると思っているほうがおかしいです。
なぜか?
- シャワーの水圧も違います
- シャンプーを使う分量も間違っている人は多いです
- 泡を立てるという意味を誤解している人も多いです
- シャンプーのやり方を間違えている人も多いです。
結局、どんなシャンプーを選ぶとしても、洗い方、すすぎ方も知らないと意味がないのです。
さらに、乾かし方もポイントがあります。
ヘアケアを徹底したいのなら、正しいやり方をきちんと学ぶこと。
さらには、頭皮環境に自信がない人は、定期的にリセットする。
これがヘッドスパなどのサービスではないでしょうか?
参考サイト