- AGA専門のクリニックに通ったのに!
- AGA治療を長年やっているという地元のクリニックに通ったのに!
- 高額な治療費を支払ったのに!
AGA治療を受けたからといって、必ず改善するとは言い切れません。
2022年から2023年にかけて急増している検索キーワードがあります。
それが、「AGA 発症したら 終わり」というキーワード。
上記は、2022年10月から2023年10月までの月間検索件数を示したもの。
特に2023年8月9月日本全国で毎月9000人に近い人達が、同じキーワードを探しているということになります。
私自身も医療現場で10年以上AGA治療を受けられている患者様のサポートを行ってきました。
しかし、やはり効果なし、効かない、副作用がつらい、金銭的に厳しいということで途中で離脱される方もいらっしゃいました。
今回の記事では、AGAは発症したら終わりと思われる理由についてご紹介します。
AGAとは?
AGAの定義
AGAは、男性型脱毛症とも呼ばれます。
主に男性に見られる遺伝的な脱毛症の一形態です。
しかし、女性にも影響を及ぼすことがあります。
この症状は、髪の成長サイクルが短縮します。
髪の毛が徐々に細くなります。
頭皮上の毛髪が減少していく特徴的な脱毛パターンを示します。
AGAの一般的な発症年齢
AGAは一般的に成人期から発症します。
20代から30代にかけて初めて症状が現れることが多いです。
しかし、若い年齢でも発症することがあります。
遺伝的要因やホルモンの影響が関与します。
AGAは完治しない
終わりと言われるのは、治療を継続しなければいけないという点です。
治療と完治の違い
AGAは完治しないことが一般的です。
治療の目標は、症状の進行を遅らせ、髪の毛の健康を維持することです。
AGA治療を受けることで、髪の毛の細くなり方や減少の進行をコントロールできることがあるというだけです。
すべての髪を元通りにすることは難しい場合があります。
治療後の維持
AGA治療の効果を維持するためには、定期的な治療や薬物の使用が必要です。
治療を一時的に中断すると、症状が再び進行することがあります。
つまり、継続的なケアが髪の健康を保つ鍵となります。
10代、20代の世代で発症したらどうなる?
30代、40代にになっても薬を続ける?
- 子どもは?
- 車は?
- 家は?
- 投資は?
毎月数万円を支払い続けるような余裕がある人は多くありません。
だからこそ、「終わり」という文字が出てくるようになってきたのだと思います。
AGAは発症したら終わりと言われる理由
遺伝的要因
AGAは主に遺伝的要因によって引き起こされることが多いです。
親や祖父母から遺伝的に受け継いだ遺伝子が、髪の毛のサイクルに影響を与えるといわれています。
結果的に、AGAの発症を促します。
遺伝的な傾向がある場合、AGAは発症しやすくなります。
ホルモンの役割
ホルモンの変化もAGAの発症に関与します。
男性ホルモンであるテステステロンが酵素によってジヒドロテステステロン(DHT)に変換されます。
DHTが毛包に悪影響を及ぼすことが知られています。
このホルモンの影響は、髪の毛の細化や減少につながります。
しかし、体からゼロにすることもできません。
つまり、付き合うしかないということです。
ジヒドロテストステロンを減らす方法とは?食事や生活習慣で対策しよう
AGA治療は終わらない
治療の持続性
AGA治療は継続的なケアを必要とします。
治療を中断すると、症状が進行する可能性が高まります。
患者は医師の指導に従い、治療を続ける必要があります。
つまり、籠の中に閉じ込められた状態と同じです。
新しい治療法の進化
AGA治療法は進化し続けており、新たな治療法が開発されています。
将来的にはより効果的な治療法が登場する可能性があるかもしれません。
しかし、現状の大半は、薬を主とする治療法です。
結果、患者にとって継続的な治療費の負担がかかります。
そもそもそこまでして髪の毛を維持する必要があるのか?
ハゲて何が悪いのか?
日本はなぜか髪の毛が薄いことにコンプレックスを感じている人が多い気がします。
別に薄くても死ぬわけではありません。
禿げがモテないとかそういうことではなく、本質的な部分で考えてみましょう。
そもそも、自分に自信を持つことができる人は、髪が薄くても気にせずに生きていけるのではないでしょうか?