突然ですがこんな悩みをお持ちではありませんか?
- ミノタブの副作用が怖い
- ミノタブをできればやめたい(飲みたくない)
- 髪を維持する方法を知りたい!
- フィナステリドだけでは効果がないの?
髪の悩みを抱えた時、
- 抜け毛(髪が抜ける)
- 髪が細くなる、成長しない
という2つの悩みを抱えています。
これまでにもミノタブについては、以下のような記事を書いてきました。
ミノタブ飲む時間の正しい知識|いつでもいいが正解?AGA治療のよくある悩み
今回の記事では、ミノタブをやめてフィナステリドだけにしたらどうなるのかを解説していきます。
医療機関で10年以上患者様のリアルな効果や副作用等の悩みを聞き届けてきた内容を以下の目次でご案内しています。
ミノタブやめて維持するのは難しい根拠
ミノタブやめてフィナステリドだけはどうなる?
ミノキシジルを飲み薬から塗り薬に変えると?
ミノタブをやめてよかった人は意外と多いです
ミノタブやめて維持するのは難しい根拠
まずミノタブをやめるとどうなるのか?
血管拡張成分がなくなる
細胞分裂活性化が弱まる
よくある誤解
この点を整理していきましょう。
血管拡張成分がなくなる
そもそもミノキシジルとは、高血圧症治療薬として開発された成分です。
つまりは、血管拡張成分が含まれております。
よって、服用を中止すると言う事は、それまでに体に定期的に届けていた血管拡張の成分が失われることになります。
細胞分裂活性化が弱まる
フィナステリドだけにする。
この状況では、ミノキシジルによって、支えられていたし安房分裂活性化の効力が弱まります。
よくある誤解
ミノタブは、あくまで育毛剤ではありません。
もともとミノタブは、ロニテンのジェネリック医薬品。
そして、降圧剤です。
つまり、血圧の高い人以外が服用しても、結果として、血圧のコントロールが難しくなるだけ。
決して、育毛という効果を失うわけではありません。
ミノタブやめてフィナステリドだけはどうなる?
そもそも維持するというのはどういう状態を意味するのか?
3ヶ月程度で体内から消える
薬を飲み続けることが前提となっている医薬品。
この薬の服用を中止すれば、徐々に体内に残っている薬の成分も消えていきます。
結果的に、抜け毛予防のためのフィナステリドだけの効果が持続し、降圧剤としてのミノキシジルの成分は失われていく。
ミノタブの効果が確かめられる
多くの人が、ミノキシジルがどこまで効果があったのか理解していない。
つまりは、フィナステリドだけにするということで、改めて自分の身体にどの程度どの薬に効果があったのかを確かめることができるようになります。
ミノタブはやめておくことをおすすめする理由
ミノタブをやめても薄毛は進行しない人もいます。
どういう事なのかを解説していきます。
ミノタブが効かない人もいる
内服で飲み続けていた時にもあまり顕著な効果は実感していない。
こういう人でも、飲まなかったらどうなるのかが怖くなって続けていたという声は多い。
しかし、現実としてほとんど変わらないという声も聞こえてきました。
つまり、量を減らしても飲まなくても大差がない。
こういう声も一定数存在するのです。
効果があった人に起こる変化
- 髪が増えた
- ボリュームが出た
- 髪にハリコシが戻った
服用期間中にこう思えた人は?
答え:自分の身体から抜けてしまったことで、徐々に戻ってきたという事もあります。
副作用リスクだけじゃない!
ミノキシジルタブレットをおすすめしていないクリニックも複数出てきました。
その答えの根拠は、日本皮膚科学会における下記のデータ。
2017年に公開されたデータの時点で、推奨しないと結論が出ているのです。
つまり、副作用が心配される以外にも有効性が明確に認められているわけではありません。
厚生労働省にも認証されていない。
これが私がオススメしない理由です。
ミノキシジルを飲み薬から塗り薬に変えると?
飲むのは怖い。
でも塗る薬だけ続けるならどうだろう?
この答えについて解説していきます。
降圧剤は塗っても効果なし
この内容は他の内科総合クリニックでも以下のように答えを出しています。
ミノキシジルは動脈に作用する薬です
ミノキシジルを飲む薬として口から服用すると動脈に作用し、そのことにより動脈が活性化され、血液の流れが良くなり頭皮を含めた全身に栄養が渡りやすくなります。その結果として髪の毛が太くなるのです。
※他の体毛(手足の毛など)も太くなりますところが、育毛剤としてミノキシジルを頭皮から浸透させると、頭皮周辺の毛細血管は活性化されますが、心臓付近の大動脈まではミノキシジルの作用が及ばないので栄養が十分に髪の毛までは届かず発毛効果は限定的です。
AGA専門クリニックの公式サイトを見ていると、処方するのはプロペシアとミノキシジル外用薬の2種類と記載されているケースがほとんどでも、実際にはミノキシジルのタブレット剤(内服薬)を処方しています。
【ミノキシジルタブレット】
なぜなら、ミノキシジルは飲み薬として服用しないと効果がほとんど出ないことをAGA専門クリニック側は分かっているからです。
ミノタブをやめてよかった人は意外と多いです
ミノタブをやめるメリットデメリットの比較注意点
上記の内容を見てもわかる通り、あくまで循環器系(心臓や血管)に作用させる薬は基本的には、飲み薬として処方されている。
だからこそ、塗り薬に切り替えることには意味がないのです。
ミノタブをやめてよかった人は意外と多いです
Twitter等で上がっている声に惑わされるのも危険です。
個人輸入者は信用できない
処方用医薬品を個人輸入で購入している人も多い。
しかし、この中には、偽薬等の可能性もある。
さらに言えば、個人の体質や既往歴(病気の経験)、服用中の医薬品、アレルギーなども一切不明。
この人たちがたかが1ヶ月や3ヶ月で判断した声を鵜呑みにするのはかなり危険です。
治療経験者も知識は不十分
体験の口コミレビューのような個人ブロガーの記事も目立ちます。
しかし、そもそも現場でさまざまな症例を確認しているわけではありません。
私はこのブログを運営する以前には医療機関で累計15年以上は現場で携わってきました。
- 臨床データに関する研修
- 患者様へのカウンセリング
- 副作用等の確認事項
こうしたことを経験してから自分の治療経験も経て今この内容をあなたにお伝えしています。
判断は難しいとは思います。
しかし、10年以上AGA治療が行われている中で、医師の中でも意見が分かれている。
この現実を含めて、慎重に対応しておくことを私はおススメします。
できれば薬も最小限で自然に任せる
最終的に、加齢に伴い人間の髪の本数は減少します。
食が細くなれば、栄養も欠落します。
胃が小さくなれば、その分消化も衰えます。
腸が弱くなれば、その分吸収率も低下します。
こういう条件を含めて、維持をするというのはそう簡単なことではありません。
あくまで体に負担がない方法を選ぶことが大切ではないでしょうか?
参照データ